トップ > 岐阜 > 8月3日の記事一覧 > 記事 【岐阜】 貸出証の情報を流用 県図書館職員が条例違反 2010年8月3日 県図書館(岐阜市)の20代の女性職員が県の個人情報保護条例に違反し、図書貸出証の個人情報を使って自らの業務用リストを作成していたほか、そのリストの入ったUSBメモリーを紛失していたことが分かった。所管する県教育委員会は女性職員や上司らの処分を検討している。 県図書館の荻山博之副館長が2日、会見で明らかにした。 それによると、女性職員は司書歴4年で、郷土関係の書籍の著作者12人に書籍の寄付を依頼するための氏名や住所、電話番号のリストを作成する際、大半は新聞や電話帳で確認したが、3人分の住所の地番と1人分の電話番号が分からず、図書貸出証のデータベースをパソコンで検索して引用していた。 県の条例は、本人の同意なしに目的外の個人情報の使用を禁じているが、女性職員は条例に抵触