【連載「働く」を考える】 シルバー人材センターの会員である山田正彦さん(63)は、金融機関の駐車場案内係として働いている。 勤務は週3日、午前8時~午後3時。70~80台が止まれる駐車場で、客を空きスペースに案内したり、長時間止まったままの車があれば店舗に連絡したりする。このほか、駐車場やロビー、ATMコーナーの清掃も業務に入っている。 炎天下に立ちっ放しの仕事。4~10月にかけての沖縄の暑さは特別で、アスファルトの地面は高温になり、汗だくで働く。 体力的にきついと感じる仕事だが、山田さんの時給は、県の最低賃金714円を下回る600円だ。昼食を除き実働6時間。1日当たり3600円と交通費460円を合わせた4060円が「配分金」としてセンターから支払われる。月に入るのは5万円前後だ。 山田さんは国家公務員として働いていたことがあるが、心を病んで退職した。年金は月8万円余りで、収入は配分金と合
米国土安全保障省のケリー長官は13日、移民税関捜査局(ICE)が先週、全米で不法移民を一斉摘発し、680人以上を逮捕したと発表した。犯罪歴のある不法移民の拘束を優先するとしているが、逮捕歴のない人も含まれている。 トランプ大統領は選挙戦で、「大統領就任の初日に、犯罪歴のある不法移民の強制送還を実施する」と宣言。「約1100万人の不法移民を強制送還する」とも公約していた。 トランプ氏は同日、カナダのトルドー首相との共同記者会見で、「我々は札付きの犯罪歴のある者を捕まえ、送還する。これは私が(選挙で)公約したことだ」と強調した。 ケリー長官は同日の声明で、「先週、ICEは全米で一斉摘発に着手した。有罪判決を受けた犯罪歴のある外国人や、ギャングら市民の安全を脅かす者、米移民法に違反した個人を対象に行った」とした。逮捕者のうち、75%は犯罪歴のある不法移民だと強調しているが、犯罪歴のない人も含まれ
展開するのはメニュー全品が280円均一(以後、価格は税抜きで記載)の焼き鳥店「鳥貴族」。主要駅の繁華街で黄色と赤色の看板を目にしたことのある人も多いだろう。異例の成長を続けられるワケはいったい何か。それは低価格ながら「国産食材100%」など高品質で特徴のあるメニューを取りそろえ、業界他社の追随を許さないビジネスモデルを構築したことだ。鳥貴族は「ファミレス業界におけるサイゼリヤ」の立ち位置を居酒屋業界で実現しようとしている。外食業界を30年以上にわたって取材してきた筆者が4回に渡る短期集中連載で、鳥貴族の正体に迫る。(編集部) 鳥貴族の店舗数がワタミを上回る 2016年11月。鳥貴族は東京・自由が丘に「鳥貴族自由が丘北口店」をオープンした。鳥貴族は社長の大倉忠司(57)が1985年に個人創業、1986年に法人を設立した。「自由が丘北口店」は法人設立以来、30年目の大きな節目となった。首都圏、
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