(概要、臨床調査個人票の一覧は、こちらにあります。) 1.「パーキンソン病」とはどのような病気ですか 振戦(ふるえ)、動作緩慢、筋強剛(筋固縮)、姿勢保持障害(転びやすいこと)を主な運動症状とする病気で、50歳以上で起こることが多い病気です。まれに40歳以下で起こる方もあり、若年性パーキンソン病と呼んでいます。 2.この病気の患者さんはどのくらいいるのですか 10万人に100人~180人くらいです(1000人に1人~1.8人)。65歳以上では100人に約1人(10万人に1000人)で、高齢者では多くなりますので、人口の高齢化に伴い患者さんは増加しています。高齢化に伴い世界的にパーキンソン病が急増する状況は「パーキンソンパンデミック」と呼ばれ、警鐘が鳴らされています。 3. この病気はどのような人に多いのですか 嗜眠性脳炎などの後遺症として起こった記録もありますが、ほとんどの方では特別な原因