高木 いや、戦い方は素晴らしかったし、やっぱりスポーツの定義とは感動のことだから、その感動を与えたという面でもよかった。でも、岡田監督は「目標はベスト4です」と、公に言っていたでしょう。その公約は破られているんです。それで、なぜ日本は許すのか、ということですね。 ―― 高木さん的には許していないですか。 高木 だって守られなかったじゃないですか。 岡 でも「ベスト4」は「公約」じゃなくて「目標」でしょう? 高木 目標は達成するために言うわけですし、選手のモチベーションだって、そこにあったはずです。 岡 ただし本当のことを言えば、ベスト4になれるなんて誰一人思っていなかったよ。 高木 岡田ジャパンが与えてくれた感動に対しては、僕も素直にありがとう、と言いますけれど、でも、うそつきはよくないと思うのね。 岡 思うのね、って言ったって。 高木 だって「ベスト4に入る」という言葉は、子供たちだって
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