防衛省が5月17日に始めた、大規模接種センターの新型コロナワクチン接種予約システム。Twitterでは「架空の番号で予約できる」「接種期間外でも予約できる」など、仕様にさまざまな問題が指摘された。その中には「SQLインジェクション」という手法を使い、システムが使っているデータベースに不正アクセスできてしまう可能性がある、という指摘もあった。 SQLインジェクションとは、システムが想定しない「SQL文」を何らかの方法で実行させ、利用しているデータベースを不正に操作する手法を指す。SQL文は、データベースを操作するための命令文だ。 ネット上では、本当に試したかのように「SQLインジェクションが行えた」と報告する投稿もあった。一方で、こういった行為は不正アクセス禁止法に抵触するのではないか、という指摘も出ている。SQLインジェクションが可能かどうか試す行為は本当に犯罪に当たるのか。ネットセキュリ
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