日本ハムからの電撃無償トレードで巨人に加入した中田翔内野手(32)が、移籍後5打席目で「巨人1号」を放った。 移籍後2日後に「5番一塁」で初めてスタメンに名を連ねた。2打数無安打で迎えた3打席目、7回1死二塁で、DeNA今永の内角144キロを仕留め、左翼席へ大きな放物線を描いた。「がむしゃらにいきました。球場に来てくれているファンの皆さんが拍手や応援をしてくださり、本当にありがたいです。これが当たり前のことではないので個人的にうれしかったです。チームに貢献できるように頑張ります」と話した。21日は代打で出場して四球、中飛だった。8回表の守備につく前には球場から大きな拍手を受け、帽子を取って深々と2度頭を下げた。 この日の試合前に激励を受けた長嶋茂雄終身名誉監督(85)が見守る前で、期待に応えた。長嶋氏は窓ガラスをたたいて祝福。「流れを変えるホームランでしたね。あの場面で完璧な一発を打てるの