劇場版『鬼滅』の意外な成功 「日輪刀で、日韓の嫌悪の糸を断ち切れ!」 日本映画史上最高の興行作である『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が韓国で一般公開された27日、映画専門雑誌『シネ21』は、こういった期待混じりの評論を掲載した。日韓の政治的対立が続く中、韓流ドラマ『愛の不時着』が日本で大成功したように、『鬼滅の刃』の韓国興行突風が巻き起こることを期待しているのだろう。 日本のメディアでも紹介されたように、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は韓国で好調なスタートを切った。 一般上映初日の27日、ソウルをはじめ全国80のメガボックス映画館で上映された『鬼滅』は、6万6千人余りの観客を動員し、封切りと同時に韓国・ボックスオフィスで1位を記録。これに、22日から3日間行われた先行上映で1万人の観客を動員した成績を加えると、累積の観客数は7万6千人に達する。 「ソーシャルディスタンス」を確保するため、