昨年末、フリーソフトウェアプロジェクトPreludeと、プロジェクトのプログラマの一人を起用した企業ExaProtect Technology社の関係が破綻した。Preludeプロジェクトは、開発チームがExaProtect社から不当な扱いを受けたとして、開発ソースリポジトリを遮断した。これにより、ExaProtect社だけでなく全世界がこのソースリポジトリにアクセスできなくなった。これは明らかに、GPLとフリーソフトウェア倫理の精神に反する行為だ。NewsForgeは教訓的なこの確執について取材した。 Preludeは、不正侵入を検出して追跡するセキュリティプログラムだ。1998年から開発されてきた。PreludeプロジェクトのリードYoann Vandoorselaere氏によれば、ExaProtect社は、過去3、4年に渡ってPreludeを使用し、同社のセキュリティ製品のベースにP