同日発表した2017年4~6月期の連結業績は、売上高が前年同期比4.1%増の2127億円、営業利益が2.6%増の522億円だった。増益の背景には、今年2月に同社子会社アスクルの物流倉庫(埼玉県)で発生した火災による保険金収入もあるが、「こちらは一過性のもの」(宮坂社長)で、既存事業、特に主力のコマース事業が貢献したという。 「Yahoo!ショッピング」と「LOHACO」の合計取扱高は、前年同期比で39.9%増加。流通量が拡大し、Yahoo!ショッピングの広告売上高も約2倍に増え、コマース事業全体の増収に結び付いたという。 この裏側には、ソフトバンクとの連携があるという。ヤフーは、ソフトバンクのスマートフォンユーザー向けに、Yahoo!ショッピングなどでのみ使える「期間固定Tポイント」を還元するキャンペーンを実施するなどして、活性化につながったとしている。 宮坂社長は「(Yahoo!ショッピ