【独女通信】ナプキンができる前は、女性たちはどうしていたの? 2008年02月19日18時00分 / 提供:独女通信 生理用品の歴史は、自由への歴史でもある 月に一度の憂鬱な数日間。ちょっとした楽しみはドラッグストアに山積みされている「ナプキン」の山から、今月のひとパックを選ぶことだ。「吸収力アップ」「さらさらで快適」「ムレないモレない」などの宣伝文句は当たり前。製品はどんどんリニューアルされ、「今度の使い心地はどうだろうか」などと、使い比べるのも一興だ。 しかし、このナプキンが日本で登場したのは1961年。戦後もずいぶん経ってからだ。ではそれまで女性たちはどうしていたのだろうか。 調べて見ると平安時代あたりでは貴族は絹、庶民は麻などを当てていたという記録がある。特にその資料が豊富に存在するのは江戸時代以降。当時は粗末な紙や布を詰めたりあてたりして、その上から「丁字帯」(T字型をしたふんど