一枚の割れた窓ガラスを放置しておくと、割られる窓ガラスがさらに増え、やがて街や地域全体の荒廃に繋がっていく...という理論(割れ窓理論、破れ窓理論:ブロークン・ウインドウズ・セオリー)があります。小さな事柄の放置が大きな犯罪の温床になるという、アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリング博士が提唱した理論です。実はコレ、日常の生活にも当てはまります。 例えば、お部屋の片づけにもこの理論は当てはまります。ちょっと片付けが面倒だからと、ぱっと脱ぎ捨てたシャツや靴下、はたまた飲み終わったビールの空き瓶や空き缶などをそのままにしておくと、そこから秩序が崩れはじめます。部屋のカオス度が増していき、次第に汚さが気にならなくなり、片付けるのが億劫になって、いずれ散らかり放題の立派な汚部屋となることでしょう。今日できることを、ついつい明日に先延ばしにしてしまう人は少なくありませんし、何気ない小さなところから「荒れ