携帯電話専用のオンラインゲームに不正なプログラムを仕組み、外部からの操作により利用者約130万人分のゲーム上のデータを改ざんしたとして、警視庁サイバー犯罪対策課は8日、東京都豊島区池袋3、派遣社員、岩根健太郎容疑者(31)を不正アクセス禁止法違反容疑などで逮捕したと発表した。 逮捕容疑は5月1日、ネットカフェからネットソフト開発会社「グリー」(港区)にゲームを提供するコンテンツ運営会社「サムザップ」(渋谷区)のサーバーに13回にわたって不正アクセス。あらかじめ仕組んでいた不正ファイルを起動させ、着せ替えゲーム「コーデマニア」の利用者約130万人のデータを改ざんしたとしている。この結果、ゲーム上の服装などが全員同じになったという。 サイバー課によると、岩根容疑者は昨年9月から同社に派遣社員として勤務し、任期が切れる今年3月までコーデマニアのシステム開発に携わった。不正ファイルは契約が切れる直
11月に予定される大阪府知事選で、橋下徹知事が率いる「大阪維新の会」が、経済産業省大臣官房付の古賀茂明氏(56)に出馬を要請したことが7日、分かった。古賀氏は民主党政権の公務員制度改革を批判し、09年12月から現在の待機ポストに留め置かれている。同日、9月下旬に辞職するとした退職願を鉢呂吉雄経産相に提出したが、出馬については態度を保留している。 橋下知事は11月27日投開票される大阪市長選に合わせて辞職し、ダブル選に持ち込む意向を明らかにしている。しかし、知事選には現在のところ出馬表明している人はいない。 関係者によると、8月中旬、維新関係者が古賀氏に会い、出馬を打診。古賀氏は固辞したが今月上旬に複数の維新幹部が再度出馬を要請。古賀氏は明確な返答を避けたという。 古賀氏は東京都出身で80年、通商産業省(現経産省)に入省。「天下り規制の強化」「事務次官廃止」などを提案したが、霞が関の猛反発で
インターネットの掲示板に中傷する書き込みをされ、信用を傷つけられたなどとして、宮崎市内で保育園を運営する社会福祉法人が、プロバイダー(接続業者)を相手取り、発信者の名前や住所などの情報開示を求めて提訴し、宮崎地裁がプロバイダー4社に開示を命じる判決を言い渡していたことが分かった。 判決は7月22日付。判決によると、プロバイダーはソフトバンクBBとソネットエンタテインメント、NTTぷらら(以上東京)、宮崎ケーブルテレビ(宮崎市)の4社で、掲示板の利用者が2009~10年、「教室の床はほこりだらけ」「主任が園児のいる部屋でナイフを振り回していた」などと書き込んだとし、「保育園の社会的評価を低下させ、信用と名誉を傷つけた」と訴えを認めた。 宮崎ケーブルテレビとソネットエンタテインメントは「判決に従って原告の代理人に氏名と住所を開示した」と話している。
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