岡田広内閣府副大臣は14日の衆院国家安全保障特別委員会で、「(秘密を扱う)公務員等以外の者についても、秘密保護法案の処罰対象となる」と述べ、同法案によって一般国民も広く処罰対象となる可能性を認めました。 岡田氏の答弁は、違法行為だけでなく、公務員の「管理を害する行為」で秘密を知った場合や「共謀、教唆(そそのかし)、扇動(あおり)」で秘密を知ろうとした場合でも一般国民が処罰されることを認めたものです。岡田氏は「(処罰には)秘密であることを知って行為を行う必要がある」とも述べ、秘密情報と知った上での行為が処罰の条件との考えを示しました。 しかし、国民からはそもそも何が秘密なのか分からず、当局も当事者が何をどこまで知って秘密を得たかは捜査しない限り分かりません。処罰の有無にかかわらず、当局の恣意(しい)的判断による捜査などでも一般国民の人権が侵害されます。 森雅子担当相は11日の同委員会で、「一
全国有数の水揚げを誇る北海道東部沿岸のししゃも漁は、今が最盛期ですが、ことしは不漁で水揚げが少なく、小売価格もいつもの年と比べて異例の高値となっています。 道東沿岸のししゃも漁は、資源確保のため、期間を10月下旬からおよそ1か月間に限って行い、この時期、最盛期を迎えます。 ところが、ことしは事前の調査で、ししゃもが少ないとされたとおり不漁が続き、強風や高波で出漁できない日も多く、17日までの釧路港での水揚げはおよそ50トンといつもの年の半分ほどにとどまっています。 さらに市場では、品薄感の高まりから、一部の加工会社が原料確保のため大量に仕入れたとみられ、セリの値段は1キロ当たり1900円余りと、いつもの年の2倍近い高値になっています。 このため小売価格も高騰し、釧路市内の買い物客でにぎわう和商市場では、10匹1串で1500円程度と去年より4割ほど高く、「ししゃも目当てに来ましたが、高いので
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