日本語の漢字は、戸籍などに使われているものも含めると6万字あるのに対し、コンピューターは、実は1万字しか扱うことができません。これに対し、このほど15年越しの作業の末、6万字すべてが統一の規格にまとめられて、コンピューターがすべての漢字を扱えるようになり、ビッグデータの活用をはじめさまざまな効果が期待されています。 中には、メーカーなどが独自に対応した外字もありますが、コードが無いために、メーカーごとの互換性が無く、データを受け渡してもコンピューターが認識できずに「文字化け」してしまったり、ある人の名前に本名の外字を充てたものと略字を充てたものの2つのデータがあった場合、コンピューター上では、別の人と認識されてしまったりするなどの問題が起きていました。 このためIPA=情報処理推進機構は平成14年から、経済産業省とともに外字を含めたおよそ6万字の漢字1つ1つに、コードを割りつける作業を進め
国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)の助成金を巡る詐欺事件で、東京地検特捜部は25日、スーパーコンピューター開発会社社長、斉藤元章容疑者(49)ら2人を詐欺罪で起訴する見通しだ。斉藤容疑者は同社名義でNEDOから計5件の助成金を得ており、特捜部は、ほかにも不正があったとみて捜査を続ける。 特捜部によると、斉藤容疑者は経営する「PEZY Computing」の部下だった鈴木大介容疑者(47)と共謀し、2014年2~3月、NEDOのスパコン開発に関する助成金を受けるため、精算に必要な事業費の価格を水増しして請求し、約4億3千万円をだまし取ったとされる。 関係者によると、斉藤容疑者は容疑を認め、「助成金は別の開発事業に使った」と説明しているという。斉藤容疑者はほぼ独断で助成金の使途を決めていたとみられる。 斉藤容疑者はPEZY社のほかにもグループ会社の経営に携わり、
前回、この連載原稿を、このように書き始めた。 「多くの人が、あちこちでこの事案についての記事を読んでいるはずなので『またか』との印象を与えるかもしれないが、加害者やその支援者は、この件を皆が忘れてくれるのを何より待望している。ならば、繰り返し言及するしかない」。 今回もその書き出しをそのまま使う。繰り返し言及するしかない。 セクハラ被害を告発する「#Me Too」の動きがようやく日本でも広がってきている。実名で表に出て、ジャーナリスト・山口敬之からのレイプ告発に踏み切ったジャーナリスト・伊藤詩織の姿勢は、日本における広がりの最初の「Me」と言える。忘れさせようとする加害者周辺の企みを放置したくない。 事件の詳細については前回の原稿に目を通していただきたいが、少しだけまとめなおす。山口にレイプされたと告発し、レイプ被害者を取り巻く司法や捜査システムの改善、性暴力被害を語りやすくする社会の実現
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く