人を侮辱した行為に適用される侮辱罪に懲役刑を導入し法定刑の上限を引き上げるほか、「懲役」と「禁錮」を一本化した「拘禁刑」を創設するとした刑法などの改正案は、衆議院本会議で自民・公明両党などの賛成多数で可決され、参議院に送られました。 刑法などの改正案では、SNS上のひぼう中傷対策を強化するため、公然と人を侮辱した行為に適用される侮辱罪に懲役刑を導入し、法定刑の上限を引き上げるとしています。 また、身柄の拘束を伴う刑のうち刑務作業が義務づけられている「懲役」と、義務づけられていない「禁錮」を一本化した「拘禁刑」の創設などが盛り込まれています。 改正案は、審議が行われていた衆議院法務委員会で、施行から3年後に表現の自由を不当に制約していないかなどを検証し、必要な措置を講じることなどを付則に盛り込む修正が行われました。 そして、19日の衆議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党や日本維新の会、国