気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 初対面の人たちと仕事でご一緒するとき、その場にいる人たちに、自ら名刺を配って挨拶に回る人と、挨拶されるがままに自らは動かない人と、その真ん中で適当に流す人がいる。 シンポジウムのパネリストや、討論番組の出演者という立場で、私はそういう場面によく出くわす。ちなみに私は適当なタイプだ。名刺を渡せた人もいるが、渡すタイミングがなかった人に、わざわざ出向いてご挨拶するのも面倒で「ま、いっか。向こうも来ないんだし」とか思ってしまう。 そうやって挨拶することもなく討論番組で共演することになったのが、片山さつき議員だった。氏は私のイメージどおり自らぺこぺこと全員に挨拶して回るタイプではなかった。ゆったり椅子に背中をもたせかけ、じっと周りを見渡していた。 私