南アフリカ・ネルスプロイトのクルーガー国立公園で撮影されたワニ(2010年6月21日撮影、資料写真)。 【AFP=時事】南アフリカ紙ビールト(Beeld)が24日付で報じたところによると、豪雨による洪水被害に遭った同国北部のワニ飼育園から、飼育されていたワニ1万5000匹が逃げ出した。うち少なくとも半数が今も捕まっていないという。 南アでは今月、狩猟用の飼育ライオンも逃走 ワニが逃げ出したのは北部リンポポ(Limpopo)州にあるワニ飼育園「ラクウェナ・クロコダイル・ファーム(Rakwena Crocodile Firm)」。同園の経営者たちが洪水による高潮被害を避けるためにやむを得ず飼育場の門を開き、そこからワニが大量に逃げ出したという。 ワニはすでにかなり遠くまで逃走しているとみられる。うち1匹は、同飼育園から120キロも離れた学校のラグビー場で発見された。 洪水被害は同州内で