リオデジャネイロ五輪、重量挙げ男子56キロ級で銅メダルを獲得し、表彰式に臨むタイのシンペット・クルアイトーン選手(2016年8月7日撮影)。(c)AFP/GOH Chai Hin 【8月8日 AFP】リオデジャネイロ五輪の重量挙げ男子56キロ級で銅メダルを獲得したタイ代表のシンペット・クルアイトーン(Sinphet Kruaithong)選手(20)の祖母が、8日の試合の生中継を観戦し、孫のメダル獲得に歓喜しているさなかに倒れ、亡くなった。 インターネット上で拡散した動画によると、祖母のスビン・コンサップ(Subin Khongthap)さん(84)はクルアイトーン選手の地元、タイのスリン(Surin)県で行われた観戦イベントで試合の生中継を見ていた。だがスビン・コンサップさんが倒れると、ファンらの歓喜で沸いていた会場はたちまち悲劇の舞台と化した。 現地の警察関係者は「第一に考えられる死因