せんべろは、ほどよく枯れたオヤジ同士の合い言葉。 エキレビを読んでくださっている方の大半は、おそらくまだ若く、品行方正な方ばかりだろうとお見受けする。 したがって、せんべろなんつう言葉には聞き覚えがない、という方も多いことだろう。せんべろ、とは何か? 千円札一枚あればべろんべろんになるまでお酒が飲める店。あるいはそういう飲み方のことを、酔っぱらいオヤジたちは半分の誇らしさと、半分の自虐心をもって「せんべろ」と呼んでいる。 そんなせんべろの名店を、中島らも率いる“せんべろ探偵団”が訪ね歩いた道中記がある。『“せんべろ”探偵が行く』(2003年10月/文藝春秋社)だ。ターゲットは彼らの本拠地である大阪だけに留まらず、東京は北千住、赤羽、東十条、横浜の黄金町、名古屋の大須、神戸の三宮などなど、全国各地のせんべろの聖地に繰り出しては、酒とともに交わされた1ミリも人生の役に立たない会話を記録した、発
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