2002年、当時設立したばかりの会社に入り、何もない状態から、コンテンツとシステムを作り続け8年が経った。日々、試行錯誤しながら、それなりに会社も大きくなり、まだ、大成功とは言えないけど、それなりにうまくやってきたつもりだ。 しかしながら、その8年という短くはない時間の中で、色々な課題や問題が発生し、その時々正しい選択をしてきたつもりだったけど、反省点も多い。もう一度スタートアップに参加するとしたら、やり直したいところや、もっと早くこうしていれば良かったというところがたくさんある。 そんなわけで、次の挑戦のときに忘れないように、また、もしかして誰かの参考くらいになればと思い、メモっておくことにした。1 まず、反省点の前に、何をやっているのかというのを簡単に。 ビジネスとしては、英語e-learningのWebサービス(ネットを使った英語のお勉強)をASPな形で、企業や大学などに提供している
本日9月28日、ソフトバンク孫正義社長の後継者を養成する機関であるソフトバンクアカデミアの第2回の公開講座が行われました。 多くの具体的な事例があげられ、いままで語られることが少なかった失敗の事例なども多く含まれ、非常に興味深い内容であり、ぜひ多くの方に知っていただきたいと思い、書き起こしを行いました。 USTREAM録画 ソフトバンクアカデミア公開講義 聞き取れなかった部分や、聞き間違いなどあるかと思います。ぜひご指摘をお願いします。 続きを読む前に応援クリックお願いします! みなさんこんにちは。 今日はソフトバンクアカデミアの公開講座ということで、本当に全国のいろんな遠いところから、わざわざ多くの人が集まっていただきまして、本当にありがとうございます。 既に社内の、グループ内の人間、1000名ぐらいの中から厳選して、ソフトバンクアカデミアの講義がはじまってますけれども、大変熱心に、一生
先週末に書いた「MBAにおける「日本株式会社」の崩壊」の記事の後、MBA関連の知り合いの日本人が何人か、個人的にメッセージを送ってくれた。 曰く、「私も/僕も個人戦でこんな風に戦ってるんですが、結構大変。お互い頑張りましょう。」 メッセージを読んで、あーこの人も頑張ってるんだな、と励まされると同時に思ったこと。 MBAに来て、「個人戦」でいろんな活動をやっていて、一番苦労するのは、語学もあるが、 日本人が思っているアメリカのイメージとは違う、合意の取り方や進め方に戸惑う部分が大きいのではないか。 それから、頑張りすぎて、でしゃばりすぎたら、打たれちゃったとか。 1.根回し 意外かもしれないが、アメリカでも合意形成において根回しは非常に重要。(日本より重要かも) ただ根回しの仕方がちょっと違う。 根回しとは、基本的には「俺も意思決定者だ」と思っている人に、事前に同意を取っておくことだと思うが
「単なる知り合い」と「人脈」は全くの別物である。人脈とは、自分のことを高く評価してくれる権力者のことである。 20代の時にあちこちに恩を売りまくっておけ。そいつらはいろんな組織で成長して権力を握り、30代半ばには、強力な人脈になる。 自分とは違うタイプの優秀さを持った人間を「無能だ」と決めつけて切り捨てるのは、致命的な機会損失である。 客観的なビジネスプランはたいてい役に立たない。自分の熱い主観を企画書にぶち込め。 みんなの良い意見を集めても魅力的な企画にはならない。優れた企画は、たいてい誰かの個人作品である。 目下の人間にも、上司に対するのと同じだけ敬意を払い、「さん」付けで呼んでおけ。自分の部下を「君」付けで呼んでいると、そいつが抜擢されて自分の上司になったとき、「さん」で呼ばなければならなくなるという屈辱を味わうことになる。 ほとんどの人は、建前ばかり並べて会議をするので、思考力が失
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