19日夜、沖縄県名護市辺野古にあるアメリカ軍基地のゲート前で、普天間基地の移設計画に抗議していた市民グループのテントに、20人余りの集団が押しかけて、市民グループの男性を殴ってけがをさせたり、横断幕を切ったりしたとして、3人が傷害などの疑いで警察に逮捕されました。 現場には警察官が出て、1時間余りで騒ぎは収まりましたが、警察によりますと、市民グループの男性が殴られてけがをしたほか、横断幕が切られたということで、沖縄県西原町の土木作業員、宮平安人容疑者(40)ら3人が傷害などの疑いで逮捕されました。 警察によりますと、宮平容疑者は調べに対し「殴っていない」などと容疑を否認しているということです。 市民グループによりますと、押しかけた20人余りの集団は酒に酔った様子で、「テントを片づけろ」とか「基地がなくなると中国が攻めてくる」などと叫びながら、テントやいすなどを壊していたということです。 市