江戸川区児童相談所で試験的な運用が始まった「通話音声分析・モニタリングシステム」の機器(左手前)。電話での通話内容が即座に文字で起こされる=2021年9月14日、東京都江戸川区、大久保真紀撮影(画像の一部を加工しています) 東京都の江戸川区児童相談所が業務の効率化を目的に、AI(人工知能)を活用して電話の通話音声をリアルタイムで文字に起こすシステムを導入する。虐待通告、保護者や他機関との連絡など1日約300件もある電話対応の向上とともに、その後の記録作成の効率化がねらいだ。江戸川区児相によると、児相が業務の効率化のためにAIを実践的に導入するのは全国初という。 江戸川区児相は昨年4月に開設したばかり。「通話音声分析・モニタリングシステム」と名付け、9月1日に対応機器を10台設置して試行的に運用を開始、来年1月には100台に増やして本格稼働を目指すとしている。 音声マイニングと呼ばれるツール
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