人工知能(AI)で脳を模倣する―。NTTデータが提供しているクラウド型ソリューション「NeuroAI D―Planner」は、テレビCMやパッケージデザインなどに対する消費者の評価をAIで定量的に予測・分析する。従来より迅速で安価な評価手法を活用し、分析を繰り返してマーケティングの精度を高める。勘と経験に頼りがちだったクリエーティブ制作に科学的な視点を加える。 同ソリューションは「微妙な差を比較できる」(担当の大山翔氏)精緻さが特徴の一つ。技術基盤は情報通信研究機構(NICT)と共同開発した二つのAIモデルだ。 一つはコンテンツ視聴時の脳活動を予測する人工脳モデル。機能的磁気共鳴撮像法(fMRI)で撮像した血流量変化を秒単位で脳活動として捉え、脳深部の活動を捕捉した。脳活動のパターンに応じて人が抱く感情や思い浮かべやすい言葉を予測する解読モデルと組み合わせて、コンテンツを見た際の脳活動とそ
![広告クリエイティブに根拠が要求される時代、NTTデータがAIで提案する一つの解 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5d0b26864cee4422b3ac35d0a0de0ed8f9c19731/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.newswitch.jp%2Fimages%2Fd5c3893e-0224-4817-aac1-4e9e346f6d24.jpg)