普段、何気なく食べている納豆も、意外と知らないNGな食べ方があるといわれている。例えば、納豆は熱いご飯の上に乗せて食べると栄養面で効果が薄れてしまうのだそうだ。 このような納豆のNGな食べ方や、おすすめの美味しい食べ方について、全国納豆協同組合連合会の専務理事である松永進さんに詳しく聞いてみた。 納豆の栄養効果とは? 納豆は、大豆を納豆菌で発酵させてつくる発酵食品である。その発酵によって生み出される「ムチン」という粘り成分や、納豆菌そのもの、そして、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ビタミンK、カリウム、シピコリン酸、ポリグルタミン酸など納豆の発酵によって、これらの成分が機能的に働く。 糖とたんぱく質がくっついて合成される「ムチン」は、胃の粘膜を保護して消化・吸収を促進させる。栄養分が多く取り込めるようになれば、皮膚の再生に役立ち、美肌効果が見込める。 納豆菌は、腸内で善玉菌として働