NHK大河ドラマ「真田丸」の第24回(6月19日放送分。きょう13時5分から総合テレビで再放送予定)で、ついに関東の大大名・北条氏が豊臣秀吉(小日向文世)によって滅ぼされた。 脚本の三谷幸喜は「真田丸」を民放の連続ドラマと同様、3カ月単位でドラマが一区切りつくような構成にしているという。主人公・真田信繁(堺雅人)が上洛して秀吉の人質になったところより始まった4月からの「大坂編」も、北条氏滅亡によって秀吉が天下一統を果たしたタイミングで、あす26日の放送分をもって完結しそうな気配だ。この機会に、北条氏滅亡にいたる過程をドラマと史実を突き合わせながら振り返ってみたい。 映画「のぼうの城」(犬童一心・樋口真嗣監督、2012年公開)。野村萬斎が忍城の戦いで総大将を務めた成田長親を好演。とくに城が水攻めにあうなか、敵の石田三成を謀るため水上で田楽を披露する場面は、狂言師・萬斎の面目躍如だ。出演陣は平
