『年収の伸びしろは、休日の過ごし方で決まる ズバ抜けて稼ぐ力をつける戦略的オフタイムのコツ34』(池本克之著、朝日新聞出版)の著者は、これまでに2社の上場や成長にかかわり、7社の社外取締役を務め、300社以上を指導してきた経営コンサルタント。本書ではオンとオフの使い方について、独自の考え方を披露しています。 まず注目すべきは、著者が辣腕経営者や一流のビジネスパーソンなどについて、「オンとオフについて『切り替え』や『メリハリ』といった認識を持っていない人が多い」と感じているという点。オンとオフは表裏一体であり、意識的に切り離すものではないと考えているように見えるということで、それは著者自身の考え方でもあるそうです。 一流のアスリートは、試合で最高のパフォーマンスを出すために、日常生活でも自己管理を徹底しています。 一流のマーケッターは、世の中の流れをつかむために、仕事を離れても常に情報のアン