温暖な気候と美しい自然を求めて、毎年約100万人の観光客が島国モルディブを訪れる。 しかし、人口39万5000人のモルディブに観光客が加わることには負の側面もある。無分別のゴミの山は小国にとって頭痛の種だ。 この問題に対処すべく、モルディブ政府は1991年12月、観光業から出る大量のゴミの最終処分地に島1つを当てることに決めた。ティラフシ島、別名「ゴミの島」は、元はティラファルというラグーン(訳注:サンゴ礁に囲まれた海域)で、長さ7km、もっとも浅い場所で幅200mあった。そこに巨大な穴を掘ってゴミで埋め立て、建設廃棄物で塞いだうえで一様に白い砂でならした。 welcome to the maldives! #thilafushi #rubbishisland #müllinsel pic.twitter.com/W7khANOFV5 — nika (@kollerannika) July