お題「紅茶」 紅茶の味は、Wi-Fi(ワイヒャイ)の速度によって変化する。 そんな学説が天からもたらされたのは、 今さっきのことだ。 要するにただの思いつきである。 だが、現実をつぶさに観察してみると、 実は紛れもない真実だと気づく。 同じ紅茶を飲んでも、 Wi-Fiの速度が速いか遅いかで だいぶ味が違うのだ。 例えばWi-Fiの速度が速い時は、 逆に時間は穏やかに流れ、 紅茶の味わいは増し、 まるで英国紳士のように ティータイムを楽しむことができる。 が、遅い時はピューリタン革命時の 英国人民のごとく激昂し、 紅茶をルーターにぶちまけたくなるのだ。 ※ルーター・・・あのWi-Fiを発する四角い箱のこと。 これは私の調べによれば、 Wi-Fiが紅茶の成分を変化させたから、 ということになる。 さて、では紅茶に含まれる 成分と言えば何だろうか? 多分タンニンを挙げる人が多いと思う。 タンニン