交換の原理が僕たちを定義しようとしているとき、僕たちは情報を発信しながら、定義されることから逃げ続けなくてはならないだろう。 午前7時20分起床。浅草は雨。 「交換の原理が僕たちを定義しようとしているとき、僕たちは情報を発信しながら、定義されることから逃げ続けなくてはならないだろう」。 これは16日の午前中、空知建協に顔を出したときに、居合わせた皆さんとはなしたことだ。 交換の原理の支配力が強いとき、私たちの取れる戦略はふたつあるだろう。 ひとつはその大きな流れに身をまかせてしまうこと。 もうひとつは、その大きな流れに乗りながらさらに加速することで独自性を保つこと。 交換の原理の支配とは――つまりは私たちを労働力という商品として値踏みしようとする運動が支配的な状況である。 交換の原理を思い出していただきたい。 商品はモノである。つまり、そこにはそれをつくった人や前に所有していた人の人格や憾