「天皇皇后両陛下愛媛県奉迎委員会」の報告会が松山市内のホテルで開催。前知事の加戸守行氏が講演し、「国を守るために憲法に自衛隊を明記しましょう」と、改憲機運を盛り上げるよう呼びかけた。 加戸氏は、憲法はGHQ(連合国軍総司令部)民生局の24人が1週間で作った英語文だったと指摘。「親孝行や、互いに痛み合い支え合うといった日本国民の心や伝統、道徳などはなく、アメリカ的な個人主義に基づいている」と考えを述べた。 また、「(戦後の)日本人は世界のどの国よりも条約を守ったが、国際的な約束は破られるために存在すると考えた方がいい。50年先、100年先を考えたとき、誰が日本を守るのか」と、備えの重要さを指摘し、憲法に自衛隊を明記する意義を強調した。 同委員会は昨年、愛媛県で開催された第72回国民体育大会・第17回全国身体障害者スポーツ大会に、天皇皇后両陛下をはじめ、皇族の方々をお迎えするため設立。今年5月