野球賭博問題を受け、NHKが名古屋場所での生中継の中止を決めた大相撲の懸賞旗について、大口スポンサーの1社である日本マクドナルドホールディングスは7日、同場所でも継続する方針を明らかにした。 懸賞旗をめぐっては、永谷園のほか、富士ゼロックスやルノンが取り止めを決めている。これに対し、同社は「懸賞を出すのは、広告という意味合いよりも応援の意味が強い。大相撲というファンの多い国技を、サッカーワールドカップや五輪などと同様に長期的に応援したい」(広報)としている。 マックは昨年3月から懸賞を出し始めた。昨年は5場所でそれぞれ50本出した。「評判が良かった」(広報)ため、今年からは懸賞をひと場所あたり100本に倍増しており、名古屋場所でも同数を出す予定だ。 懸賞は1本6万円で、うち5000円が手数料として相撲協会の取り分となる。永谷園などは相次ぐ不祥事によるイメージダウンを受け、すでに中止を決定。