世界規模で流行が広がる新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)。日本では、国内感染者数が3500人を超え(4月5日12時半時点、クルーズ船除く)、予断を許さない状況がしばらく続きそうだ。 勤務先が休業したり、自身が運悪くコロナウイルスに罹ってしまったり、フリーランスで資金繰りが厳しい場合など、新型コロナで困った状況にある人にどんな保障があり得るのか、社会保険労務士の佐藤敦規氏が解説する。 労災は適用されるのか? 時差通勤や在宅ワークなどで緩和されたといえ、首都圏の通勤時間帯は相変わらず混雑している。密着・密集空間である電車を毎日、利用することに不安を覚える人は多いであろう。 運悪く通勤により新型コロナウイルスに罹ってしまったら、労災保険は適用されるのであろうか?
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