誰もが無関心では済まされない「親の介護問題」。中でも特に悩ましいのが、親の介護と仕事との両立です。気力や体力、あるいはその両方がもたないと「介護離職」を選ぶ人もいますが、介護のために仕事をやめた人のじつに8割以上が後悔しているというデータもあるのだとか。 著書『身近な人の介護で「損したくない!」と思ったら読む本』を出版したばかりの河北美紀さんに、実際に介護離職をしたさい後悔しがちな3つのことを教えていただきました。 介護離職をした人の8割以上が後悔している 様々な調査結果を見ると、介護離職をした人の8割以上が「仕事をやめたことを後悔している」と回答しています。 親の介護が必要になったとき、まじめな人であればあるほど介護を一人で抱え込んでしまう傾向があるようです。仕事をしながらの介護は、短期的には頑張りがきいても、長期戦になったときにいつか限界がきます。そして、気力体力が限界を迎えたころ「仕