幻冬舎のスーパー編集者小木田さんが担当した「しがみつかない生き方」がアマゾンの上位に食い込んでいます。 この本の一番のインパクトは、アマゾンの写真には出ていませんが、帯に書いてある <勝間和代>を目指さない。 です。実際このコピーを店頭で見て購入している人も多いのではないでしょうか。「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルールの中の10番目がこのコピーになっているのです。 香山さんの文章はこの本同様、流れるような独特の味わいがあります。ロジカルに生き方のノウハウを教えるような、ハウツー本ではなく、こんな考え方もある、私はこんなことを思ったことがある、というようにさらりと生き方の様々な形が提示されている、そんな本です。 この10番目のルールでも、勝間さんの考え方ややり方を批判している訳ではなく、別の生き方をしている人、せざるを得ない人がたくさんいるのではないか、という問題提議をしているだけです。