犬も猫も、年々、寿命が延びている。1985年の犬の平均寿命は8歳、猫は11歳だった。ところが、2009年には犬は15歳、猫は16歳と約30年間に寿命は約1.5倍に伸びた。栄養状態が良くなったこと、室内で飼われる割合が増えたことなどが要因だ。 誰がペットを飼っているのか。高度成長期の常識は、子どもがいる家庭がペットを飼うというものだったが、今は様変わりだ。今は50代が最も多く、6割以上。次いで40代だ。どうやら子育てを終えた世代(欧米ではempty nest世代=巣が空になった状態という)や子どものいない人たちが子どもの代わりにペットを可愛がっているようだ。なお、わが国の15歳未満人口は約1649万人だが、ペットを飼育する世帯も約1700万世帯とほぼ同数であり、興味深い(子供がいてペットを飼っている人ももちろん多いが)。 全世帯のうち34%が何らかのペットを飼っている 何らしらかのペットを飼
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