ひとり時間をリカレント教育(学び直し)にあてて、キャリアチェンジを図る社会人にインタビューをするこの企画。今回紹介するのは、お笑い芸人を経て、ラーメン店の経営者に転身した西岡津世志さん(40歳)です。西岡さんが経営するのは、国内外で8店舗を展開する二郎系ラーメンの「夢を語れ」。2012年には、アメリカ・ボストンに進出しました。 【画像】「夢を語れ」で提供されるラーメン。ボリュームたっぷり お笑い芸人時代に、たまたま出会った「二郎系ラーメン」の魅力にはまり、ラーメンの道を歩み始めた西岡さん。いまでは、おいしいラーメンを提供するのみならず、来店したお客さんに「夢」の大切さを実感してもらうプロジェクトを行っています。そんな西岡さんに話を聞きました。(若林良) ーーお笑い芸人を目指されたのには、どのようなきっかけがあったのでしょうか。 西岡:普通の仕事にあまり興味を持てなかったんです。中学、高校で
街の書店が次々と消えてゆく現状に対して、書店側はどう対応しようとしているのか。日本書店商業組合連合会(日書連)の石井和之事務局長にうかがった。 ――書店が次々となくなっていく現実が続いていますが、日書連加盟書店の数はどのくらい減っているのですか? 石井 ピークは1万3000店でしたが、今は3000店ぐらいです。ピーク時に比べて現在は4分の1ほどです。ただ、これは店舗数でカウントしていますので、法人数では4分の1までは減っていないと思います。 ――そうした苦境の中で、この何年か、出版社と取次を含めた「実務者会議」を呼び掛けて対策を講じようとしてきたわけですね。 石井 日書連では、10年に1回定点観測として、加盟店の経営実態調査を実施しています。このアンケートの中で今、書店業がこれだけ疲弊してきている状況において「何が一番必要だと思いますか」と聞いたところ、突出して多かったのが「粗利益が30%
1971年創業の日本マクドナルドとほぼ同時期、1972年に創業したモスバーガーは、1980年代にはマクドナルドに迫る勢いで急成長を遂げた。 もともと、モスバーガーの出店戦略は、銀座などの「一等地」に出店するマクドナルドとの差別化を図り、商店街でも駅から遠いエリアや、住宅地との境界などに出店する「二等地」戦略であった。1980年代後半には、テリヤキチキンバーガー、ホットドッグ、モスライスバーガー、ロースカツバーガーなどの独特な「和風メニュー」を発売し、これがヒットとなる。力をつけたモスバーガーは、やがてマクドナルドと直接バッティングする大型店も都心に開業するようになった。 しかし、好調だったモスバーガーは、創業者である桜田慧(さとし)社長が1997年、60歳の若さでスキャンダラスな急死を遂げたことで暗転に見舞われる。 桜田氏の後を継いだのは、叩き上げでフランチャイジーを経験したあるベテラン社
【木暮祐一のモバイルウォッチ】第36回 iPhone取り扱いでも安心できないNTTドコモ RBB TODAY 9月6日(金)17時15分配信 木暮祐一氏。青森公立大学 准教授/博士(工学)、モバイル研究家として活躍し、モバイル学会の副会長も務める。1000台を超える携帯コレクションを保有。 新型iPhoneの発表を控えた6日、各メディアが一斉にNTTドコモがiPhoneを発売するという報道を行った。NTTドコモはこうした報道を否定しているが、時期が時期だけに真実味を帯びた話だ。iPhoneをラインアップに揃えていなかったNTTドコモは、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルとの競争で劣勢に立たされ、「一人負け」の状態が続いてきたが、ようやく巻き返しを図れるということだろう。果たして、NTTドコモの目論見どおりユーザー離れを食い止め、さらにKDDIやソフトバンクモバイルに流れたユーザーを回帰
【加藤勇介】「千客万来」「商売繁盛」を願う縁起物の招き猫の「手」に、異変が起きている。かつては左手を上げたものが多かったが、最近は右手上げが急増。さらに両手上げも現れた。背景に世相の変化もあるようだ。 ご存じだろうか。左手を上げた猫は人を招き、右手を上げたものは金を招くとのいわれがある。商人が右手で金勘定をしたなど諸説あるが、真偽は不明だ。生産量が日本一とされる愛知県常滑市で、年間5万〜7万個を製造する「冨本人形園」の冨本きくえさんは「約20年前は9割が左手上げ。この数年は4対6ぐらいで右手上げが逆転しました」という。 かつては企業などが客を呼ぼうと、左手上げを注文した。2000年代になって、猫好きの個人客が猫グッズとして買い始めた。住宅に飾るには「千客万来よりもお金」というわけか、右手版の売れ行きが伸び出した。
◇部屋の広さ、受験、ブランドもの…育児期の深刻な悩みに <差異のあげつらいは、住まいから始まって、いずれ幼稚園の選択、そして小学校受験の可否にかかっていくのだろう−−>。桐野夏生さん(61)が今年2月に発表した小説「ハピネス」(光文社)の一節だ。貧富の差や生活スタイルの違いに根差した序列の構造が、子を持つ母親たちを呪縛する。そんな「ママカースト」の世界をのぞいた。 <空気が合わないので、育児の拠点を移します> 東京都内の30代の女性看護師は、ママ友の一人から届いたメールに驚いた。 自宅近くの児童館で一緒に子供を遊ばせる仲。1年以上何ごともなく、楽しく付き合ってきたつもりだった。そのママ友がある時からぱったり姿を見せなくなり、連絡も途絶えてしまった。思い切って「何かあったの?」とメールをしたところ、返ってきたのが“絶縁宣言”だった。 「そういえば……」。同じママ友グループ内に、娘に
日本の有名ラーメン店が、台湾に続々と進出している。「現在行列ができるのは、3つの店」など、台湾メディアが日本ラーメン店の事情や情報を紹介した。 テレビ局・東森電視公司(ETTV)によると、2012年に台湾に進出した日本のラーメン店は、「12以上ある」とのこと。「小さな通りに3軒ラーメン店が並ぶほど、台湾人はラーメン好きだ。だがラーメンなら何でもいいという訳ではなく、“美味しい”ことが前提」と報道。 「日本のテレビ番組でチャンピオンに輝いたラーメン店が、13年前に台湾進出しチェーン展開した。だが新鮮さが欠けてきたという理由で、店舗数が減り現在はわずか9店舗に。その店に代わるかのように、新たな店が次から次へと台湾市場に参入している」とした。 続けて昨年参入した店の特徴を挙げ、「九州の博多一風堂は、味が濃い目。北海道旭川の山頭火は、具となる豚のほほ肉が人気。鹿児島の麺家三士の売りは、秘伝ス
昨年に続き節電がテーマとなっている今夏、涼しげな「青い食べ物メニュー」が静かな人気を呼んでいる。東京・日本橋の名店が夏季限定で開発した「青いラーメン」は連日、売り切れになるほどで、“ラーメン女子大生”でブレークした評論家・本谷(ほんや)亜紀さん(24)も、お気に入り。ほかに「青いカレー」「青いプリン」が登場した店もある。食材の色として敬遠されがちな青だが、見た目を裏切り?いずれも味が高評価だ。 白、黒、赤、緑ぐらいまでは思い付くが、ラーメンの色として、なかなか想像できない「青色」。だが、この夏登場した青いラーメンが評判となっている。 手がけたのは、塩ラーメンの名店として知られる「ビーハイブ ゲンキノモト」(東京・中央区日本橋本町)。店主の斎藤直樹さん(40)が「見た目に涼しく、夏バテ解消にもなるラーメンを作ろう」と思い立ち、「リナブルーの冷やし塩ラーメン」(850円)を開発した。 ス
全国から寄せられた激励メッセージへの返事を書く箱石佑太君(左手前)=岩手県山田町の町立大沢小で2011年4月4日、篠口純子撮影 「お父さんが軽トラでもどっていった姿を見ました。津波にのみ込まれませんように。そう祈っていました」。巨大地震と大津波が東日本を襲ったあの日、子供たちは何を見、その後をどう生きたのか。岩手県山田町の町立大沢小学校を3月に卒業した箱石佑太君(12)が毎日小学生新聞に寄せた体験日記には震災と向き合う姿が率直につづられていた。 【被災地で尋ねました】いま、あなたの宝物は何ですか? ◇3月11日 卒業式の歌の練習をしていました。とてもゆれの大きい地震が来ました。最初は単なる地震だと思っていました。大津波警報が出ても、どうせこないと思っていました。来たとしても10センチメートル程度の津波だと思っていました。全然違いました。ぼくが見たのは、国道45号線を水とがれきが流れて
月間1億ページビュー以上の人気携帯サイト「R25式モバイル」が突然、終了することになった。無料でニュースや便利情報を提供し、20〜30代の男性サラリーマンに重宝がられていたが、広告収入が期待通りに伸びず、モバイル版は撤退することになった。携帯サイトでの「広告モデル」の展開は難しいということなのか? ■月間1億ページビューでも広告収入伸びず R25式モバイルは、リクルートのフリーペーパー「R25」のモバイル版として、2005年7月にスタートした。R25に掲載している情報コラムのほか、政治・経済のニュースやスポーツ速報、乗換案内などを無料で提供。フリーペーパーと同じく、M1層(20〜34歳の男性)の支持を得て、ユニークユーザー数100万以上、月間1億3000万ページビューの人気サイトに成長した。 しかし利用者の反応は良かったものの、ビジネス的には順調ではなかった。R25元編集長の藤井大輔
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く