表紙の、「世界名作劇場」みたいな感じがなにげに素敵。 中身もやっぱり素敵。 あれ「パラレル西遊記」? なんて思った私は、ドラオタですか? そういえば、あの映画、大長編ドラの中だと、「魔界大冒険」と同じくらい怖かったよな。特に、家の人とか、学校の先生が妖怪になっていく前半が・・・ なんといいますか、よく知っているはずの物語が、見方次第で、狂っていく恐怖って結構特別なものがありますなあ。 まあ、それはともかく。 マッドなおとぎ話世界の住人達の、こわーい感じはさすがは藤田大先生。 特にこの第一巻では、三匹の子豚を喰うおおかみの描写がなんともかんとも。 だって喰う音が「ポキ コリ チャムチャム」だぜ? グルメマンガかっていうくらいの凝った擬音。 骨を噛み砕いて、口の中で糸ひいて・・・・なんてリアルに想像させられる音。 これ、読む年齢によったらトラウマになりかねんよ。 そして、そんな「こわーい」が、
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