TPP賛成派の人たちの意見を聞いていると、いつもなじめないものを感じます。「分かってないな」という気分でしょうか。 いや、別にJAの組織率がなん割だとか、関税率がどうのという細かい話ではなく、農業の現場を分かっていないというか、わかろうとする想像力がないみたいです。 その人たちは、農業は取り残された前近代的分野という強烈な刷り込みがあります。 今の農業団体に来て、大卒の社員が泥だらけになって大型トラクターを乗り回したり、IT管理をとっくに導入していたりしていることを目の当たりにするとゲッという顔をします。 なぜか農業は老人だらけだそうで、先がないそうですから、中堅どころの家族農家にはほとんど若い後継者がおり、収益計算をしっかりとした農業経営をしていることを知ると、なにかの間違いで例外に違いないと思うようです。 農業者は脳味噌を使わないでただ黙々と鍬で畑を耕していると思っているので、農業分野
IHIとバイオテクノロジー関連のベンチャー企業ジーン・アンド・ジーンテクノロジー(G&GT、大阪府吹田市、榎本ゆう子社長)、ネオ・モルガン研究所(NML、川崎市、藤田朋宏社長)は7日、藻類を用いたバイオ燃料生産の研究開発を進めるため、合同会社を設立すると発表した。G&GTが持つ燃料生産能力で世界最高の藻を活用、燃料の大量生産システムを開発する。IHI横浜事業所(横浜市)内で試験を開始し、2014年頃には燃料のサンプル販売開始を目指すとしている。 藻類の中には成長の過程で燃料となる油を生産するものがあり、特に米国などで実用化に向けた研究開発が盛んになっている。 G&GTが持つ藻は、神戸大学の榎本平教授らが品種改良した「榎本藻」と呼ばれるもの。光合成によって二酸化炭素(CO2)を吸収しながら成長し、燃料を生産する藻の中では増殖スピードが最速で、1カ月で品種改良前の藻に比べて約1千倍の量に増殖す
(英エコノミスト誌 2010年9月4日号) 米国の大学は自国の自動車メーカーと同じ道をたどるのか? 今から50年前、スリー・マティーニ・ランチ*1や喫煙オフィスが当たり前だった輝かしい時代に、米国の自動車メーカーは世界中から崇拝されていた。誰もが彼らの成功の秘訣を知りたがった。 一体どのようにして毎年、見事な新型車を量産できるのか。あれほど大勢の社員をどうやって首尾よく管理しているのか(当時のゼネラル・モーターズ=GM=は、民間部門で世界最大の雇用主だった)。そして、どのようにして顧客をあれほど満足させているのか。 今、世界はこれと同じように米国の大学に畏敬の念を抱いている。 何しろ、米国の大学は世界ランキング上位を独占している。上海ランキングコンサルタンシーが作成する「世界最高の大学リスト」に掲載されている大学ベスト20校のうち17校は米国の大学で、ベスト50校を見ても35校を占めている
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く