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ブックマーク / srad.jp (196)

  • 新常用漢字表(仮称)試案の「渇(渴)」 | yasuokaの日記 | スラド

    「新常用漢字表(仮称)」に関する試案をさらにチェックして見たところ、「渇(渴)」のカッコ書きの「渴」の字体が気になった。「渴」の3画目と8画目が極端に長いのだ。どう見ても平成明朝体ではない。MS明朝でもヒラギノ明朝でもない。私の知る限りだと、HanYang Systems社のフォント、つまりBatangやAdobe Myungjoなんかに特徴的な字体だ。 しかし、新常用漢字(仮称)試案なのに、そんなことってあるのだろうか。「渇」とか「次」とかの第1水準漢字には平成明朝体を使ってるのだから、「渴」をBatang系にするのは、正直わけがわからない。でもそう考えると、「併(倂)」の「倂」もBatang系の可能性があるということだ。うーむ…。

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    sassano 2009/02/23
  • key/value storageの話 | tabateeの日記 | スラド

    key/value storageの話を聞きに行くので、ちょっと予習 人によって色々なのを思い浮かべそうなので、思いついたポイントを列挙。 速度: 超高速(数十クロック~数百クロック/look up)←→人が見てインタラクティブ←→低速 キー: 数値、文字列、バイナリ 更新: 不可、高速、低速 lookup: 1 per 1 operation, multiple keys backing store: 無し、ディスク、ネットワーク 構成: 1thread, multi threads, cluster 記憶効率: compressed, succinct, 普通, 富豪 信頼性: 耐タンパ、耐故障(RAMのソフトエラー等)、ACID、特になし 例によって何か抜けてるとは思いますが、こんだけ組み合わせがあると既存のものがフィットしないで悩むことも多そうです。SQLサーバが全部をカバーしてく

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    sassano 2009/02/23
  • なぜWindows 7 Starter Editionは「同時実行 3アプリまで」なのか | スラド

    ストーリー by soara 2009年02月10日 20時30分 Home Premium以上を選びましょうという御託宣 部門より Windows7のOEM向けエディションであるStarter Editionには同時に3つのアプリケーションまでしか実行できないという制限が課せられる。この中にアンチウィルスソフトウェアはカウントされないが、バックグラウンドで実行されているアプリケーションはカウント対象になる。 PC ProではNetbookメーカーがStarter Editionの制限を避けてHome Premium Editionを採用したり、Starter Edition搭載モデルを購入したユーザのアップグレードによりNetbookの価格が結果的に底上げされる可能性があるのではないかと指摘している。 マイクロソフトはこの制限に関し、同社が行った調査によると平均的なユーザは同時に2余りの

  • 「新常用漢字表(仮称)」のカッコ書き | yasuokaの日記 | スラド

    1月29日の文化審議会総会の配布資料が公開されたので、「新常用漢字表(仮称)」に関する試案をざっとチェックしてみた。まだ、流し読みした程度だが、やはり、どう見ても平成明朝体だ。だとすると、現在の常用漢字とは微妙に字体が変わってしまう。常用漢字1940字に関しては、まあそれでも「書体設計上の表現の差,すなわちデザインの違い」に収まる(はずだ)が、カッコ書きの漢字については、そうはいかない。 たとえば「竜(龍)」の「龍」は、1画目の縦横が変わってしまっていて、「デザインの違い」には収まらない。「辺(邊)」の「邊」も、穴かんむりに見えるあたりが「デザインの違い」ではないだろう。「称(稱)」の「稱」、「真(眞)」の「眞」、「慎(愼)」の「愼」、「鎮(鎭)」の「鎭」なんかも、かなり字体が変わってしまっている。これらは「明治以来行われてきた活字の字体とのつながりを示すために添えたもの」だったはずなのに

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    sassano 2009/02/06
  • 平成明朝体の(新)常用漢字表 | yasuokaの日記 | スラド

    昨日の文化審議会で、「新常用漢字表(仮称)」試案2131字が承認されたらしいのだが、追加191字もさることながら、残る1940字も微妙に心配になってきた。というのも、少なくとも漢字小委員会の資料では、追加191字は平成明朝体で印刷されているのだ。なので、もし残る1940字にも平成明朝体が使われるとすると、現在の常用漢字表とは微妙に字体が異なってしまう。たとえば、なんでやねんDTPで話題になってた「次」は、現在の常用漢字表ではCID=13800っぽいが、平成明朝体はもちろんCID=2253だ。あるいは、カッコ書きの中だと「竜(龍)」の「龍」なんてのも、CID=14087とCID=3966でアブナそうだ。他にも色々あるような気がするのだが、このあたり、いったいどうなってしまうんだろう?

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    sassano 2009/02/01
  • Mac OS X用かな漢字変換プログラム「AquaSKK」の開発者に聞く | スラド

    ストーリー by morihide 2008年11月30日 23時44分 ことえりに満足できない人はぜひ使ってみてほしい 部門より SourceForge.JPでは、同サイトを利用するオープンソース・プロジェクトを毎月1つピックアップし、その開発者にインタビューする「今月のプロジェクト」というコーナーを設けています。今回は、Mac OS X用かな漢字変換プログラム「AquaSKK」の原作者phonohawk(PHO)さんと、現在開発を引き継いでいるt-suwa(諏訪)さんにお話を伺いました。 プロジェクトの概要 プロジェクト名: AquaSKK 登録日: 2005-07-14 01:05 URL: http://aquaskk.osdn.jp/ プロジェクトホーム: http://osdn.jp/projects/aquaskk/ 動作環境: Mac OS X 10.3以降 ライセンス:

  • 「𠮟」と「叱」の出現頻度 | yasuokaの日記 | スラド

    「漢字出現頻度数調査(2)」(文化庁, 平成12年3月31日)と「漢字出現頻度数調査(3)」(文化庁, 平成19年3月31日)と「漢字出現頻度数調査(新聞)」(文化庁, 平成19年3月31日)と「漢字出現頻度数調査(ウェブサイト)」(文化庁, 平成19年12月10日)を見るチャンスがあったので、「𠮟」(口へんに七)と「叱」(口へんに匕)の出現頻度をチェックしてみた。 新凸版調査(平成11年) 𠮟:313回, 叱:794回 凸版(3)調査(平成16~18年) 𠮟:1218回, 叱:2172回 朝日新聞調査(平成18年10~11月) 𠮟:31回, 叱:0回 読売新聞調査(平成18年10~11月) 𠮟:0回, 叱:18回 ウェブサイト(平成19年2~6月) 𠮟:0回, 叱:30405回 朝日新聞調査では「𠮟」が圧倒的に多いものの、他の調査では「叱」の頻度の方が明らかに高い。これらの

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    sassano 2009/01/26
  • 安岡孝一の日記: 「口へんに七」と「口へんに匕」

    小形さんのとこ経由でいただいた一昨日の漢字小委員会の資料をチェックしていたのだが、『「新常用漢字表(仮称)」に関する試案(案)』の「追加字種における字体の考え方」にカチンときた。 当該の字種における「最も頻度高く使用されている字体」を採用する。 「表外漢字字体表」の「印刷標準字体」及び「人名用漢字字体」がそれに該当する。(「表外漢字字体表」の「簡易慣用字体」を採用するものは,頻度数に優先して,生活漢字としての側面を重視したことによる。) 教科書や国語辞典をはじめ,一般の書籍でも当該字種の字体として広く用いられている。例えば,上述の「漢字出現頻度数調査A」では,

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    sassano 2009/01/18
  • Microsoft、スペック不足のPCにVistaをインストールさせて15億ドル稼ぐ | スラド

    The Inquirer や Ars Technica で記事になっているが、「Vista Capable」と謳われているものの、「Vista が快適には動作しない」PC にインストールされた Windows Vista は、Windows Vista の価格に換算して 15 億ドル相当にも上ることが明らかになっている。 Microsoft は、Windows Vista の最小システム要件を満たす PC を「Windows Vista Capable」とし、Windows Aeroなどのより高度 (かつ負荷の高い) 機能を快適に利用できるPC を「Windows Vista Premium Ready」と定義し、それぞれを満たす PC にロゴマークの表示を認めている。しかし、Windows Vista Capable を満たす PC (CPU のクロックが 800 MHz 以上、メモリ

  • ANSIが1963年に制定したASCIIコード | yasuokaの日記 | スラド

    『キーボード配列QWERTYの謎』の読者から、矢沢久雄の『IT言葉はオレに聞け!』(日経BP社, 2008年12月)を読んでほしい、と連絡があった。早速、読んでみたところ、p.68の「文字コードの元祖はASCIIコード」の以下の文章でひっかかった。 標準的な文字コードを使うことで、さまざまなコンピューター間で情報交換ができます。世界で最初に普及した文字コードの元祖をご存じですか? それは、1963年にANSI(米国規格協会)が制定したASCII(アスキー)コードです。 ASCIIコードの00~1Fまでには、画面に表示される文字ではなく、通信に必要な制御コードが割り当てられています。例えば05は相手に通信可能かどうかを問い合わせるコードでENQ (enquiry、エンキュー)と呼ばれます。06は通信可能の肯定応答でACK (acknowledge、アック)といいます。否定応答はNAK (ne

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    sassano 2009/01/03
  • JIS X 0213の2004年改正 | yasuokaの日記 | スラド

    田島優の『現代漢字の世界』(朝倉書店, 2008年10月)を読んだのだが、他の章に較べて第5章の「JIS漢字」がかなりひどいデキだった。特に、JIS X 0213の2004年改正に関する以下の記述(p.175)は、明らかに誤解を含んでいるので、ここに晒しておこうと思う。 この改正の目的は,JISの例示字形を「表外漢字字体表」の印刷標準字体に改め,JISの規格を国語施策と合致させることであった.168字の例示字形を,拡張新字体から康煕字典体へと変更した.また,その作業において「表外漢字字体表」の1022字のうち,10字については日の国内規格ではカバーできないことがわかり,その10字の追加を行った.そして,2004(平成16)年2月にJIS X 0213を改正した. 例示字形変更168字のうち「芦」は、印刷標準字体ではなく簡易慣用字体に合わせたものだ。すなわち、簡易慣用字体22字もJIS X

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    sassano 2008/12/29
  • X'masと英語教育 | yasuokaの日記 | スラド

    X'tmasとX'masで宮田幸一の名が現れたので、『英語教育』のQUESTION BOXをチェックしていたところ、1954年3月号p.376のQ.117に、宮田幸一の以下の回答を発見した。 X'masのような略字は,實は,私も昨年の暮に初めて新聞や街の廣告で見受けて不思議に思つていたところです。お尋ねに接して昨年9月に日に來たアメリカ人に聞いてみたら,「いや,實は,私も日に來て初めてこういう書き方を知りましたよ」といつていました。そしてことばを續けて,「ほんとに不思議なことです。しかし,日で見たり聞いたりする英語は不思議なことだらけですので,別に氣にもとめていませんでした」といつていました。 それは、そのアメリカ人が、19世紀の英語文献とかを読んでいなかったというだけのことだろう。以前、ゆれるX'masにも書いたが、X'masは19世紀のイギリスで当たり前に用いられていた表記で、和

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    sassano 2008/12/22
  • 安岡孝一の日記: 『pronto pronto?』Vol.15のガセネタ

    『pronto pronto?』Vol.15 (2008年11月)を読んでいたところ、「トリビア名誉教授 唐沢俊一のビジネス課外授業。」(p.17)に、Abraham Lincolnに関するガセネタが載っていた。 第16代アメリカ合衆国大統領リンカーンは、何より直感を大事にした。その直感の根拠は人の顔だった。あるとき、閣僚候補にあがった人物と面会したリンカーンは、彼を候補から下ろした。その理由を尋ねられると「顔が気に入らない」と答えた。周囲が驚いて『顔が悪いのは人の責任ではないでしょう』と言うと、リンカーンは有名なセリフ「男は40歳になったら自分の顔に責任を持たねばならない」と答えた。 違う。その逸話はLincolnじゃなくて、Edwin McMasters Stantonの話だ。しかも、『Recollections of President Lincoln and His Admini

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    sassano 2008/12/15
  • 安岡孝一の日記: X'tmasとX'mas

    アニーの徒然日記で教えていただいた『英語青年』をチェックしていたところ、1960年12月号(Vol.CVI, No.12)に福原麟太郎の「X'mas」という小論を見つけた(p.14)。 XmasはChristmasの略語で[éksmæs]とも読むということは周知である。そのXmasにapostropheをつけてX'masと綴ったのを見ることがあるが正しいであろうか。すくなくとも現行の辞書には見当らない、宮田幸一氏は、よく日の広告などにあるところを見ると、日でできた英語綴ではないかという感想を漏らしていられる。私も、X'masという綴もあるような気がしたが、なるほど辞書には出ていない。それについて、ちょっと面白いと思ったのは先日到来したShorter Oxford Dictionary (Third Edn Revised with Addenda, 1956)に Xmas, earli

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    sassano 2008/12/09
  • 安岡孝一の日記: 「右下が羽の溺」と「右下が羽の溺」

    以前『神と神、榊と榊』にも書いたのだが、(新)常用漢字への追加で、文字コードの包摂分離が問題となるのは、人名用漢字とバッティングした場合だけだ。つまり、現状で人名用漢字じゃない漢字に関しては、どんな字体で(新)常用漢字に追加しようと、文字コードとしては問題にならない。 たとえば「右下が羽の溺」が(新)常用漢字に追加されたなら、JIS X 0213としては迷わず1-37-14の例示字体を「右下が羽の溺」に再変更して、それで終わりだ。逆に「右下が羽の溺」が(新)常用漢字に追加されたなら、JIS X 0208としては37-14の例示字体を「右下が羽の溺」に再変更することになる。「溺」が人名用漢字じゃないので、どっちが(新)常用漢字に追加されても、文字コード規格としての変更は似たようなものだ。その点から考えれば、「溺」を(新)常用漢字に追加する場合は、やはり既存の常用漢字である「弱」との整合性を優

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    sassano 2008/12/01
  • 安岡孝一の日記: (新)常用漢字の新字旧字「頬」と「頰」

    (新)常用漢字に「頬」と「頰」のどちらを追加するかだが、現在の常用漢字に「峡」「挟」「狭」が含まれている以上、やはり「頬」を追加すべきだ。そもそもケータイだと、第3水準漢字の「頰」なんてそうそう表示できない。その意味では「情報化時代に対応する漢字政策」を考慮に入れるなら、やっぱり第1水準漢字の「頬」にするしかないと思う。 っていうか、その議論は国語審議会としては、常用漢字に「挟」を追加した時に散々やったはずだ。もし今さら「頰」を(新)常用漢字に追加するというなら、「挟」だって「挾」に戻すべきだろう。

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    sassano 2008/12/01
  • 安岡孝一の日記: 「者」「煮」「暑」「署」「緒」「諸」「著」「都」そして「箸」「賭」

    「謎」は二点しんにゅう 一点も可、常用漢字表案によると、漢字小委員会は、「遜」「遡」「謎」に関しては2点しんにょうにした上で、1点しんにょうも許す、という玉虫色の案を示したらしい。「餌」「」に関しても同様で、(新)常用漢字表では旧字のへんだが、新字のへんも許すらしい。うーん、現実問題としてどうなるのか、特に法務省がどういう態度を取るのか、イマイチ先が読めん…。まあ、「曽」 「麺」 「痩」は、新字の方が(新)常用漢字に追加されることになったようなので、一歩前進というところか。 ただ、「箸」と「賭」がどうなったのか、この記事では良くわからない。「点のある者」なんだろうか、「点のない者」なんだろうか?

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    sassano 2008/11/26
  • 「渉」「頻」「歩」そして「捗」 | yasuokaの日記 | スラド

    (新)常用漢字に「捗」を加える際に、「渉」の影響を考えるのは当然のことだ。というか、「渉」と「捗」はかなり似ている字なので、あえて異なる部分字体を採用する理由がない。それに、常用漢字に「頻」を追加しておきながら、いまさら「捗」の部分字体を「步」にするなんて、あまりに非論理的だ。そのあたり、漢字小委員会は、どういうロジックを準備しているのだろう?

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    sassano 2008/11/26
  • (新)常用漢字の新字旧字「麺」と「麵」 | yasuokaの日記 | スラド

    旧字の「麵」と新字の「麺」のどちらを(新)常用漢字に追加するかだが、実は常用漢字には「麦」に関する字は「麦」1字だけしかないので、普通に考えれば新字の「麺」を(新)常用漢字に追加すべきだ。しかも「麵」は実は「康熙字典体」ではなく、康熙字典では「麪」が「正字」とされているのだから、そもそも「麺」と「麵」という対立自体が変で、「麺」と「麪」の対立で考えるべきだ。 その上JIS X 0213では、「麺」は第1水準漢字、「麵」は第3水準漢字、「麪」は第2水準漢字なので、やはり新字の「麺」に軍配があがる。そう考えると「麵」は、この3字の中でも、最もスジが悪いと言わざるを得ない。

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    sassano 2008/11/26
  • 「謁」「喝」「渇」「褐」「掲」そして「葛」 | yasuokaの日記 | スラド

    一昨日の読売新聞(大阪版, 第20041号)をチェックしていたら、左山政樹の『常用漢字2131字必要か』(p.25)という記事が目にとまった。 漢字小委では現在、追加される191字の漢字をどんな形で書くか、つまり字体の論議に入っている。字体が問題になるのは、ざっと30字。その中で例えば、「カツ・くず」と読む「葛」(下半分は匃)と「葛」(下半分は匂)のどちらの形を採用するのか。2000年に当時の国語審議会が定めた「表外漢字字体表」では、「葛」(下半分は匃)の字体を標準としたのに対し、同じような形のある常用漢字の「掲」「褐」「喝」「渇」の右下部分は、「ヒ」の形で統一されている。 正直なところ「葛」は、今回(新)常用漢字に追加される漢字の中では、最も難しい部類に属する。そもそも「匃の葛」と「匂の葛」が同じ文字コードを共有しているので、こういうページでは書き分けることすら難しく、それでいて「匃の葛

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    sassano 2008/11/19