年末年始にいくつか本を読んでいたが、失敗の科学という本が面白かった。 失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織 作者:マシュー・サイドディスカヴァー・トゥエンティワンAmazon 内容的には、失敗をしたときにきちんとその失敗から学びましょうというものだが、実際に大きな失敗をすると人や組織はその失敗を隠してしまったり、失敗を仕方ないものとして学ぼうとしない傾向があり、その現象をクローズドループ現象と呼んでいる。 航空業界ではオープンループがうまく回っているが、医療業界はクローズドループになってしまっていることや、心理療法士はフィードバックをきちんともらえないから経験が当てにならないなどが書いてあって面白かった。 おもしろかった点をいくつかあげておく 努力が判断を鈍らせる 努力や労力をかけているほど、失敗したときにその失敗を受け入れることが難しく、解釈を変えて失敗したことを無かったこ
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