東洋水産のコンクールのやつ。 赤いきつねと、緑のたぬきが出てくるという条件(があったと思う)のコンクールに小説書いてました。 これです。 kakuyomu.jp 以下からは、書くにあたって考えていたこと。小説を読んでから、読むとよろしい。 成長しないということは、緩やかな衰退。 小説に込めたモノと言いますか、最近の小説の傾向と言いますか、ストーリーの定型と言いますか、ネットのどこかで読んだ「成長しないということは、緩やかな衰退」という言葉が、私の心の中に、ずっと残っています。 今回書いた小説もそうですが、ここ最近書いた小説は、生活に大きな変化を起こさず、持っているモノで人生を終えようとする感じの話が多いです。 今回書いた小説も、母親の介護から開放された後に、新たなチャレンジをしたりだとか、結婚しようとか、恋愛しようとか、そういう風に話は運びません。息子の人生を案じていたという母親も、息子の