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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (169)

  • 米国の宗教:人類の起源を巡る大論争:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2013年11月23日号) 人間の起源を巡り、激しく、政治的な論争が行われている。 米国には、昔ながらの信仰が根強く残っている。1つの数字を見れば、それがよく分かる。ギャラップの世論調査では、過去数十年間、常に全国民の40%以上が、人間は1万年足らず前に神がほぼ現在の形で創造したものであると回答している。 こうした人々が信じているのは、人間の起源に関する「若い地球説」の主張だ。若い地球説は、聖書の一言一句をよりどころとし、科学による反論を一蹴する(化石はノアの大洪水の遺物であり、進化は無神論者が広めた作り話であると主張する)。 最近のある世論調査では、共和党支持者の58%、民主党支持者の41%が神による創造論を支持している。こうした信仰を下支えしているのは、聖書の無誤性の原則、つまり聖書に誤りはなく、不変の真理であるという確信だ。 揺らぐキリスト教徒保守派 確信を求める

    米国の宗教:人類の起源を巡る大論争:JBpress(日本ビジネスプレス)
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    satis 2013/11/27
    聖書の無誤性を固く信じるアメリカのキリスト教保守派のジレンマと、最新の科学的知見によって脅かされる創造論について。『曲げられないものは、むしろ折れやすいということだ』
  • ティーパーティーは馬鹿だと考えるのは愚かだ:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2013年10月21日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 「馬鹿なことをするやつが馬鹿なんだ」というのは、映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」によって人々の心に長く刻まれることになった言葉だ。今回の連邦政府の一部閉鎖を受けて、大部分の米国人は何のためらいもなく、このフレーズをティーパーティー運動に使うだろう。 自発的な国債デフォルト(債務不履行)を引き起こしかねない行動を取ること以上に馬鹿げたことなどあり得るだろうか? しかも、彼らが数カ月後に同じ愚を繰り返さないと誰が言い切れるだろうか? 軽んじたくなる衝動には抗いにくいが・・・ しかし、もしティーパーティーを倒すことが目標であれば、彼らを馬鹿だとけなすのは最も賢明なやり方とは言えない。 確かに彼らは、深夜番組に笑いのネタを尽きることなく提供している。だが、彼らを愚弄するのは、首都ワシントンに陣取るティーパーティー系議員たちが同じ手段に

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    satis 2013/10/22
    アメリカの議会政治を麻痺させたティーパーティ運動。それを支持するアメリカ的保守思想を持った市民の姿。子供達の暮らしぶりを心配しながら、予算削減によって若い世代につけを回す矛盾。
  • モンゴル 文字事情、 悩まし続けている「文字」の変遷 政治勢力に翻弄され、縦書きと横書きを行ったり来たり

    いつもならウランウデからウランバートルは鉄道を使っているのだが、今回は急ぐ旅だったので所要時間12時間のバスによる国境越えを行った。 それについてはそれほどのドラマもなく、ロシアもモンゴルも途中気分が悪くなるようなひどい道であったこと以外書くことはあまりない。 ただ、ロシア・モンゴル国境から、バスに乗り込む人々がいた。後で分かったことだが、入国管理に携わる人々とその家族などが乗り込むらしい。 ほぼ満員であったが、後ろに若干の空席がある。その1つは私の横にあった。 モンゴル人青年がそこに座った。後で聞いたところ、国境で入国審査などの仕事をしているらしい。昇級試験を受けにウランバートルに行くところとのこと。最初英語で話しかけてきたが、非常にうまかった。 ロシアで買ったが何冊か、座席の前についているポケットに入れてあるのを取って眺めていたが、そのうちに、の裏側に書かれていた、縦に書いてある文

    モンゴル 文字事情、 悩まし続けている「文字」の変遷 政治勢力に翻弄され、縦書きと横書きを行ったり来たり
  • 通貨とは、2人の人が通貨と認めるもの エクアドルやモンテネグロに見る「お金」の本質

    (2013年8月7日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) エクアドル領ガラパゴス諸島の通貨は「ドル」だが、米国では受け取ってもらえない(写真はサンクリストバル島の風景)〔AFPBB News〕 このコラムの熱心な読者――誰かいるとしたら――は、筆者が数週間前にエクアドル領ガラパゴス諸島にいたことをご存じだろう。 当然のことだが、筆者は一握りの小銭を持って戻って来た。その中には、1米ドル硬貨や、表面に単に「50セント」と書かれただけの別の硬貨がある。 この50セント硬貨は、エクアドル政府のために鋳造されているが、エクアドル通貨は存在しないため、ここで言うセントはエクアドルセントではない。エクアドルは一般に「ドル化」として知られる路線を選択した世界最大の国なのだ。 一方的に「ドル化」したエクアドル、モンテネグロはユーロを使用 エクアドル政府は10年前、よその国の通貨を採用することを一方的に決定し

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    satis 2013/08/12
    信用の不思議『お金というのは信頼のゲームだ。その価値は、ほかの人たちが進んでそれを受け取る意思に完全に依存している。お金というものは、人がそれと決めるものだ。ひょっとしたら、独立も同じかもしれない。』
  • 米国で一転、急速な広がり見せる原発不要論 安全面でもコストでも全く割に合わない | JBpress (ジェイビープレス)

    これは日の話ではない。これまで原発を前向きに捉えていた米国の話だ。採算が悪化し始めたことで、原子力産業は廃れていく運命にあるとジョージ・W・ブッシュ政権で官僚をしていた知人は綴っていた。 だが数年前までは違った。バラク・オバマ大統領は2008年の大統領選で、選挙用テレビCMで次のように述べていた。 「今後10年で1500億ドル(約15兆円)をかけて、全米に十分に行き渡るエネルギーを確保していきます。その1つが原子力で、核エネルギーをより安全に利用していくつもりです」 この言葉からは、原発の旗振り役と思えるほどの意気込みを感じる。こうした原子力政策はブッシュ政権からの継続でもあった。 オバマ氏は大統領になった後も考え方を変えていない。2010年1月の一般教書演説でこう力説している。 「グリーンエネルギーの生産性と効率を向上させて雇用も増やします。その一環として、安全でクリーンな新世代の原子

    米国で一転、急速な広がり見せる原発不要論 安全面でもコストでも全く割に合わない | JBpress (ジェイビープレス)
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    satis 2013/07/31
    原発は、広大な土地を持つアメリカでさえ事故のコストを考えると割にあわない。狭い国土と地震の多い日本ではなおさら。「安価で安定したエネルギー」というキャッチコピーは福島の住民の犠牲の上に成り立っている。
  • 外されたビタミンF、消されたビタミンH 謎多き栄養素「ビタミン」の整理整頓 | JBpress (ジェイビープレス)

    コンビニエンスストアなどの棚には、数々のビタミン剤やサプリメントが並べられている。健康や美容のために飲んでいる人も多いことだろう。 サプリメントのラベルを見ると、「ビタミンC」や「ビタミンB12」のように一目でビタミンと分かる商品がある。その一方で、「パントテン酸」や「カルニチン」などのあまりなじみのない表示もビタミン関連商品として見かける。これらの物質はいったいなんだろうか。 商品を選ぶときは、書かれてある健康や美容の効果につい目が行きがちだ。だが、分類による知識も商品選びに役立つことだろう。そこで、「ビタミンとはなにか」を改めて整理してみたい。 まぎらわしいビタミンの名称 ビタミンは、糖質や脂質、タンパク質などとは違い、エネルギーや体をつくる成分ではない。しかし、それらの栄養素の働きを助け、体の調子を整える、いわば潤滑油のような役割の重要な栄養素だ(表1)。必要量は微量ながら、人の体内

    外されたビタミンF、消されたビタミンH 謎多き栄養素「ビタミン」の整理整頓 | JBpress (ジェイビープレス)
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    satis 2013/07/12
    名前は知ってても働きはよくわからない「ビタミン」について。『油に溶けるものはビタミンA、水に溶けるものはビタミンB、壊血病を予防するものはビタミンCといったように、発見順にアルファベットが振られた』
  • 合法化されて生活がより厳しくなったドイツの売春婦 スウェーデンのようにはいかない情けなさ・・・ | JBpress (ジェイビープレス)

    先々週、ハンブルクの話の中で、ドイツでは売春は合法だということに触れたら、びっくり仰天した読者が多かったようだ。2002年に売春法が施行されて以来、この国では売春は合法、つまり、公序良俗に反する行為ではなくなった。 とはいえ売春は、それ以前も、あたかも合法のように営まれてきた。 中でもハンブルクのレーパーバーンは、アムステルダムの「飾り窓」と共に世界的に有名だ。ちなみに、アムステルダムの「飾り窓」の売春も、合法化されたのは2000年のこと。それまでは、ずっと黙認されていたのである。 売春婦(夫)には健康保険も年金も保障されているが・・・

    合法化されて生活がより厳しくなったドイツの売春婦 スウェーデンのようにはいかない情けなさ・・・ | JBpress (ジェイビープレス)
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    satis 2013/06/12
    売春の合法化と、売春の背後にある犯罪組織を撲滅できないドイツ。東欧などからの売春婦の流入や薬物など多くの問題を抱えているが、根底にあるのは貧困。
  • ユーロの恩恵を受けたドイツとアベノミクスの類似点 経済成長優先で格差を拡大させた経験も学ぶべし | JBpress (ジェイビープレス)

    聞いてみると、賑わっているのはデパートだけではないらしい。ある人は、「ここ数年、新幹線のグリーン車の隣の席に人が来ることは少なかったが、今日は満席に近かった」と言ったし、老舗デパートでは外商の売り上げが伸びているという。 そういえば、私がデパートを覗いてびっくりした後で訪れたレストランは、6時半から大入り満員だった。それも平日の話だ。 消費が伸びるのは結構なことだ。それにしても、この賑わいがすべてアベノミクスの効用? まだ前宣伝だけなのに、すでに人々の表情が明るく、お金を使っている。心理的効果というのはこういうものかと、つくづく思う。私たちはそれほど円高に苦しんでいたのだろう。 ユーロ導入は強い旧西独マルクをやっかんだフランスの策略? 1980年代、マルク高に悩んでいたのは、実はドイツであった。他の通貨が弱すぎたということもあるが、マルクが上がると、ヨーロッパだけでなく、米国への輸出も滞っ

    ユーロの恩恵を受けたドイツとアベノミクスの類似点 経済成長優先で格差を拡大させた経験も学ぶべし | JBpress (ジェイビープレス)
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    satis 2013/05/16
    様々な矛盾を抱えたまま始まった欧州通貨ユーロ。導入当時の様子をざっくりと分かりやすく解説。
  • チャールトン・ヘストンがガイド役 ちょっと世界史の旅、未来の旅 | JBpress (ジェイビープレス)

    欧米文化の基中の基である聖書だが、日人にはどうにも馴染みが薄い。しかし、旧約聖書の出エジプト記を壮大なるスケールで映像化した『十戒』(1956)のヘストンのモーゼならとっつきやすい。 旧約聖書はユダヤ人にとって史実でもあるから、今にまで続くパレスチナ問題を理解するのにも役立つ。 イエスの生涯を描く『偉大な生涯の物語』(1965)は新約聖書の映像化とも言える作品。ここではヨハネを演じているが、そのサイドストーリーとも言える『ベン・ハー』(1959)でのユダヤ貴族の方がさらに印象深く、舞台となったローマ世界もキリスト教の立ち位置もよく見えてくる。 もともと、テレビや舞台でシェークスピア劇を演じていたヘストンは、1970年代『ジュリアス・シーザー』(1970)『アントニーとクレオパトラ』(1972)とたて続けにアントニー役を演じているから、シーザーの時代からクレオパトラが自ら命を絶つまでの

    チャールトン・ヘストンがガイド役 ちょっと世界史の旅、未来の旅 | JBpress (ジェイビープレス)
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    satis 2013/05/02
    元全米ライフル協会会長であり2008年に亡くなったチャールトン・ヘストン。彼が出演してきた映画のリストとは、古代から近未来にまで至る、良識的アメリカ人の思い抱くアメリカ的正義の代弁者のリストでもある。
  • 「国によって価値が異なる単一通貨」のナゾ

    (2013年4月15日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 欧州中央銀行(ECB)の調査によれば、欧州北部の世帯の純資産は欧州南部の世帯のそれよりもはるかに少ない。 ドイツでは1世帯が保有する純資産の平均値が20万ユーロを少し下回るが、スペインのそれは30万ユーロで、キプロスのそれは67万ユーロなのだという。これらの数字はタイプミスではない。 貧しいドイツ人が裕福なキプロス人を救済している? 同じユーロのはずなのに・・・〔AFPBB News〕 これを知ったドイツの新聞各紙は、貧しいドイツ人が裕福なキプロス人を救済していると書き立てた。この解釈は間違っているが、直観に反するこうした数字の背後にある真実はそれ以上に不穏だ。 この調査で明らかになったのは、純資産に差があることではなく、ユーロ加盟国間に事実上の為替レートがあるということだ。これらの数字は純資産ではなく、不均衡の度合いを示しているの

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    satis 2013/04/16
    単一通貨のはずのユーロは、実はインフレ率の違いで国ごとに価値が異なっている!?すごく興味深い現実。歴史的には同じ通貨でも地域によって価値が違うという例もあったようで。宋銭一貫文の例http://togetter.com/li/393125
  • キプロスを助けても感謝されないドイツの恨み節 強い通貨マルクを手放したのは亡国への道だったのか | JBpress (ジェイビープレス)

    ドイツでは去年からしばしば、この国のバブル崩壊が話題になっていた。 長年、キプロスの銀行は、魅力的な金利を売り物に投資家のお金を集めていた。税金は安く、法律は抜け道がいっぱいで、マネーロンダリングはし放題。 一時は国家経済の70%が金融による収入。その挙句、銀行資産が経済規模の8倍と、まことに不健全な状態となり、しかし、まさにそのおかげで、長い間、キプロスは好景気で潤っていた。 キプロスが脱税天国になったのは、何も最近の話ではない。政府はすでに1970年代に、ヨーロッパ、アフリカ、中東の真ん中という地の利を生かして、自国を、スイスとまではいかなくても、リヒテンシュタイン並みのタックスヘイブンにしようと図った。 さらに、1990年にソ連が崩壊すると、好景気は絶頂となった。まもなく郵便箱だけの幽霊会社が4万を超えたが、そのお金がどこから来たものかはやはり一切問われることがなかった(2012年1

    キプロスを助けても感謝されないドイツの恨み節 強い通貨マルクを手放したのは亡国への道だったのか | JBpress (ジェイビープレス)
    satis
    satis 2013/03/28
    キプロスの銀行問題の経緯をドイツ視点で。日本でもペイオフ1000万円なので10万ユーロの保護は妥当に思えるが、ロシアとの繋がりからその案を蹴ったのはキプロス側。そして恨まれるのはドイツ。あらまぁ。
  • どんどん不幸になっていく米国の女性たち | JBpress (ジェイビープレス)

    米国労働省(Bureau of Labor Statistics)が、「年内にも労働者人口の過半数が女性になる」という予測を発表した。予測通りならば、もちろん米国史上初めての出来事となる。 女性の人数が増えるだけではない。世論調査によると、女性の4割が自分を一家の稼ぎ頭だと回答し、また、男性の9割が「(またはパートナー)の収入が自分より多くても気にならない」と答えている。 この世論調査は、労働者人口の過半数が女性になるという発表を受け、ロックフェラー財団とタイム誌が共同で行ったものだ。 男性の6割と女性の5割が、「職場において女性が昇進することに対する障害がなくなった」と答えている。「社会では男性の方が依然として有利だ」と感じる女性は2割で、男性は1割。女性の7割が、「1世代前よりも女性が経済的に自立した」と考えている。 たった40年前には、最高裁判事、閣僚、知事、FBI捜査官、アイビー

    どんどん不幸になっていく米国の女性たち | JBpress (ジェイビープレス)
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    satis 2013/03/18
    自由の理念のもと、男女を取り巻く古い価値観を壊すことはできたが、男女平等にこだわるあまり新しい価値観を作り出せなかった不幸。あるいは独立した個人にこだわるあまり、女性の負担を社会で分かち合えない不幸。
  • 安倍首相の驚くべき計画 金融政策で日本の再浮揚を図る危険な任務

    (2013年3月6日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 日銀は新たなチームの指揮下で金融政策を大きく転換することになる〔AFPBB News〕 日の安倍晋三首相が絶え間なく世間を驚かせている。首相が日銀のトップに指名したチームは、これ以上ないほど急進的だ。日銀の過去の消極性を批判してきた黒田東彦氏が金融政策を担うことになる。 間違ってはいけない。黒田氏は年率2%のインフレを実現したいと思っているだけでなく、この目標は中央銀行の力で達成できると考えているのだ。 黒田氏は政府および新副総裁になる岩田規久男、中曽宏両氏の支持も期待できるだろう。日銀は不満を漏らすかもしれないが、政策の転換は確実なように見える。 問題は、新たな政策が奏功するかどうか、だ。そして実際、「奏功する」とは何を意味するのだろうか? 日が置かれた奇妙な状況 まず、日の奇妙な状況に留意するところから始めなければならない。

    satis
    satis 2013/03/11
    日銀人事が決まり本格的に動き出しそうなインフレターゲット。2%のインフレ目標へ向けての工程と予想されるリスク。今後日本化するであろう世界にとって、日本のデフレ脱却は有益な社会実験になるかも。
  • 輸出日照り:英国は輸出大国に戻れるか

    (英エコノミスト誌 2013年2月9日号) 英国は開かれた貿易国だが、輸出が十分ではない。原因は中規模企業が少ないことと、金融危機前の数年月に経験した好景気のあり方だ。 アジアから7週間の航海を経て英国サフォーク州フェリックストーの港に到着した船は、冷蔵庫や家具、品、を満載している。しかし、その帰路、英国の海洋貿易の大動脈を通過するこの船に積まれたコンテナの60%は、空っぽだ。海運業者に言わせれば、英国最大の輸出品はサフォーク州の新鮮な空気なのだ。 かつて世界の貿易の40%を担うことを誇っていた国が、今では輸出の小国に成り下がってしまった。 「輸出小国」に成り下がった英国 1990年、英国の製品輸出は、経済規模にふさわしく世界第5位だった。その後、中国とインドの台頭によって経済協力開発機構(OECD)加盟国すべてが順位を下げたが、英国は中でも最も大きく順位を下げた。現在は11位で、ベル

    satis
    satis 2013/02/14
    自国通貨安で景気が上向かない英国。原因は為替リスクを回避できる国際的大企業が多く、中小企業が少ないこと。
  • ベネズエラ経済:品切れ

    (英エコノミスト誌 2013年2月9日号) 避けられない通貨切り下げを先送りしてきた代償 ベネズエラが最後にウゴ・チャベス大統領の姿を見たり、その発言を聞いたりしてから既に2カ月が経つ。大統領は今も、末期がんと思われる病と闘い、警備の厳重なハバナの病院で集中治療を受けている。 だが、多くの人の心を一番占めているのは、それとは違った種類の不在だ。用油、砂糖、小麦粉、コーヒー、そして多くのベネズエラ料理に使われる極めて重要な調理済みトウモロコシ粉といった必需品が店頭の棚からほとんど姿を消しているのだ。 店頭から消えた生活必需品 糧などの供給水準を追跡している中央銀行も民間のエコノミストも、品不足は2008年以来最悪だと考えている。 一時的な品不足は、需要の高まりや生産高の減少、クリスマス休暇中の配給の遅れで、年の初めによく起きる。だが今年は、品不足がより大きな歪みの症状を表している。公定レ

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    satis 2013/02/14
    いびつな経済政策と政治空白が生み出すベネズエラ経済の混乱。独裁国家で独裁者がいなくなった時に起こることの例。
  • 弱った相手は必ず叩く、中国から領土を大きく奪取 ロシアと中国(4)~ロシア帝国の攻勢 | JBpress (ジェイビープレス)

    しかし、60年に及ぶ乾隆帝の治世が終わる頃の1800年代初めには、その統治力には制度疲労が顕著に表れ始めていた。 領域内では、人口急増がもたらした大量の国内貧窮民が社会の不安定要因を醸し出し、あちらこちらで内乱が続発するようになる。 そして、1840年から2年間続いた英国とのアヘン戦争で、初めてヨーロッパの国家に腕力で敗北を喫する。戦闘に使われた武器(火器と艦船)の性能の差が決定的にものをいった。産業革命の威力である。 この敗北の結果、清はそれまでの原則だった海禁政策の撤廃を余儀なくされた。5つの港を対外交易のために新たに開き、香港の割譲も約束させられる(南京条約)。そして、同じような条約をフランスや米国とも締結させられた。 英国や他の国が清とこうした条約をものにするのを見て、ロシアも「この際、我々にも他の列強と同じように海上経由での通商権を寄こせ」と乗り出した。だが、これはあっさりと断ら

    弱った相手は必ず叩く、中国から領土を大きく奪取 ロシアと中国(4)~ロシア帝国の攻勢 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 米企業を世界に売り込んだ女、ヒラリー・クリントン 商務長官としての役割も十二分に発揮した国務長官 | JBpress (ジェイビープレス)

    ヒラリー・クリントン国務長官がまもなく国務省を去る。2008年の大統領選でバラク・オバマ大統領と民主党の指名候補争いで破れたが、オバマ政権が誕生すると国務長官に就任。過去4年で80回近い外遊をこなした。これは歴代の国務長官(4年)として最多記録である。 米企業の利益を代弁したロビイスト 約150万キロ(95万マイル)近くも世界中を飛び回るという足で稼いだ外交は、ジョージ・W・ブッシュ政権で失墜した米国の信頼の回復に寄与した。クリントン長官の功労を関係者に聞くと、ほとんどの人が「よくやったと思う」と返答する。 ただ意外にも、ワシントンのインサイダーからは協調的な平和外交を推し進めた国務長官というより、米企業の利益を代弁したロビイスト的な役回りを演じた人だったとの見方が強い。 イラク戦争は一応終結し、アフガニスタンでの戦闘も収束しつつある。しかしシリア内戦には積極的に関与せず、国際テロ組織との

    米企業を世界に売り込んだ女、ヒラリー・クリントン 商務長官としての役割も十二分に発揮した国務長官 | JBpress (ジェイビープレス)
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    satis 2013/01/31
    ファーストレディー・ヒラリー後の、国務長官ヒラリーについて。自由競争の守護者としては…それってどうなん?『多くの国ではフェアな競争とは言い難い状況がある。それであれば、政府が出ていくしかない』
  • アルジェリア人質事件、ロシア流で強行解決 旧宗主国フランスよりも絆の強い両国関係 | JBpress (ジェイビープレス)

    稿がJBpressに載る頃には、アルジェリア人質事件の全貌が明らかになっていることと思うが、昨年の中国での反日デモによる経済的な被害とともに、この事件海外における日企業のリスクを強烈な形で認識させる事例となった。 企業が海外の進出先で抱えるリスクは、今回のような治安情勢の乱れによる現地勤務者の人質事件から、企業の財産に毀損を生ずる経済的な被害、そして、企業活動そのものへの現地政府の圧力など、リスクは多岐にわたる。 今後、日企業は海外における事業リスクをあらゆる面から評価し、採算性以上に安全面での確認が取れない限り、簡単に海外進出などできなくなるだろう。 全く報道されないアルジェリアとロシアの強い関係

    アルジェリア人質事件、ロシア流で強行解決 旧宗主国フランスよりも絆の強い両国関係 | JBpress (ジェイビープレス)
    satis
    satis 2013/01/24
    アルジェリア人質事件の背景にあるロシアの存在。アルジェリア政府は歴史的にロシアの強力なバックアップを受けてきた。また「モスクワ劇場占拠事件」などのテロリストと交渉しない、ロシア的行動との類似を指摘。
  • 韓国電力が天文学的赤字、政府機関を提訴へ 政府は「実力社長更迭」で対抗か | JBpress (ジェイビープレス)

    2012年は韓国の夏も暑かった。7月末から8月にかけては連日気温が35度を超えた。オフィスでも家庭でもエアコンがフル稼働状態だったが、韓国政府は「力ずくの節電」で昨年夏の「ブラックアウト直前の悪夢」再現を阻止している。 一難去ってまた一難。今度は「格安電気料金」のせいで、天文学的な赤字を抱える韓国電力が政府に反旗を翻した。 大臣より偉い韓国電力社長 「韓国電力社長、更迭か」――。2012年9月4日。韓国の主要紙にこんな記事が一斉に掲載された。韓国の独占電力会社である韓国電力の金重謙(キム・ジュンギョム)社長(62)が就任からわずか1年で更迭される可能性が高まり、政府が後任人事の検討に入ったという内容だ。 韓国電力は上場企業だが、政府が51%超の株式を保有する公企業でもある。人事権は政府が握っており、昨年、金重謙氏を「大物社長」として迎え入れた。 何が大物かと言えば、李明博(イ・ミョンバク)

    韓国電力が天文学的赤字、政府機関を提訴へ 政府は「実力社長更迭」で対抗か | JBpress (ジェイビープレス)
  • アルゼンチン国債:再びデフォルトの危機

    (英エコノミスト誌 2012年12月1日号) アルゼンチンは2001年に810億ドルの債務についてデフォルト(債務不履行)して以来、債権者を侮蔑し続けている。 アルゼンチンは、2005年と2010年に、不良化した国債について、はるかに価値の低い新規国債との交換を申し出た。この債務再編に応じなかった一部の債権者が米国で一連の裁判に勝訴し、裁判所はアルゼンチンに支払いを命じた。しかし、米国には、「ホールドアウト(再編拒否債権者)」が差し押さえることのできるアルゼンチンの資産がほとんどなかった。 債務交換に応じなかった債権者の「勝利」 ところが最近、ニューヨークのヘッジファンド、エリオット・マネジメントを中心とする債権者たちが急激に立場を強めている。 10月2日にはガーナの港湾当局がアルゼンチンのフリゲート艦を拘束した。現地の裁判所は、アルゼンチンが債権者の要求に応じて2000万ドルの債務を支払

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    satis 2012/12/05
    不良化したアルゼンチン…の国債を巡って、差し押さえの資産としてフリゲート艦が拘束されるなどドタバタ劇が繰り広げられている。果たしてアルゼンチン…の国債…の未来は!?アルゼンチン…の国債…は臭いのか?!