裸眼で見られる東芝の3Dテレビ。米ラスベガスで6日に始まるコンシューマー・エレクトロニクス・ショーを前に披露された=4日、山川写す 【ラスベガス=山川一基】東芝は4日、専用の眼鏡がなくても立体的に見える40型以上の3D(3次元)液晶テレビを、年内にも日本や米国で発売すると発表した。裸眼でみられる大型3Dテレビの本格投入は世界初という。 6日に米ラスベガスで始まる世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」(CES)での披露を前に、報道陣に56型と65型の試作機を公開した。角度の異なる多くの光を同時に映し、肉眼でも左右の目で異なる映像を認識できる「光線再生方式」を採用。画面正面に立つと、映し出されたゲームの画像が裸眼でも浮き上がって見える。 東芝は昨年12月、日本で12型と20型の裸眼でみられる3Dテレビを発売した。大型の裸眼3Dテレビは、各社がすでに出している専用