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文章に関するsato_sucroseのブックマーク (5)

  • 熱量警察です

    おれは忘れもしない。 小学校の社会科で初めて農業や貿易について学んだころ、おれは調べ学習のため図書館に来ていた。 そこで手に取ったのは、たしか日糧事情についてのだったと思う。 その中の統計表にあった「熱量」という言葉の意味が、その時のおれにはわからなかった。 だが時を同じくして国語辞典の引き方も教わったばかりのおれだ。 早速家から持ってきていた辞典で「熱量」を調べると、そこにはこう書かれていた。 「カロリー」と。 えっ、カロリーってあのカロリー? あるある大辞典で忌み嫌われているあのカロリー? おれは混乱した。 作物の生産量ならキログラムとかトンとか、重量で記述するものじゃないの? もちろん今ならわかる。 料自給率をカロリーベースで見るだとか、そういう意図の下で作られた統計だったのだろう。 だが当時は混乱した。 しかしこの事実は幼いおれの脳裏に深く刻みつけられた。 「熱量とはカロ

    熱量警察です
    sato_sucrose
    sato_sucrose 2016/02/16
    既にSI単位警察です大喜利になっていた
  • 研究の作法を誰が教えるか | 5号館を出て

    今日は北大の一般入試の後期試験のため、朝は7時前に家を出ました。東区(といっても我が家の近辺が特にひどかったようですが)は、15センチ位の積雪があったため自転車はあきらめて歩いていると白く見えたものは降っている雪ではなく、朝になって気温が下がってきたためかだんだんと濃くなっている霧でした。 今日の試験を最後に、次年度の新入生が最終的に決定することになるのですが、今どきの大学新入生に今まであまり書いたことのないレポートというものを課すると、そもそも何を書いて良いのかわからない、書き方がわからないということで、多くの学生はまずはインターネットで探したものを露骨にコピペしてきます。 最初のうちは、コピペがばれると思ってか、文章をどこから持ってきたかという情報を書いてこない学生が多いのですが、インターネットから引用するのは構わないから必ずどこにあった誰の文章から引用したということを示すようにという

    研究の作法を誰が教えるか | 5号館を出て
  • 「描写するときは空気も一緒に」ってプロが言ってた: 飲茶な日々 - 史上最強の哲学日記

    ※プロのアドバイスについて結構反響があったので、せっかくだから追記 ちなみに、プロが言うには、 描写は「空気(雰囲気)」も一緒に書かないと全然ダメらしい。 たとえば、 「幼馴染と一緒に公園のブランコに乗りながら話している場面」 を描写するとした場合、 プロになれない人、 脳内でアニメ絵を思い浮かべてノベライズする人は、 「豊富な語彙で、わかりやすく、その時間、場所、状況を 上手に説明すること」を頑張るわけですが、 プロは、 「その状況を説明しながらも、出したい空気(雰囲気)を混ぜて書くこと」 に神経を尖らせるそうです。 たとえば、この場面で書きたいことが「シリアスな相談」であれば、 「夕方」を寂しさを感じさせるような言葉遣いで表現しつつ、 「周囲に人がいない」ことを不安を感じさせるような言葉遣いで表現しつつ、 一緒にいる幼馴染の容姿の美しさを「はかなげ」な単語で描写しつつ、 視線、態度、表

  • マーク式感想による小説投稿サイトがあったらいいな: 飲茶な日々 - 史上最強の哲学日記

    備忘録としてメモ。 <目的> 有用な感想がもらえるような「新しい小説投稿サイト」を考える! <分析> ・アマチュア作家が、小説投稿サイトに、小説を載せる動機は何か? → 感想(反応)が、欲しいからッ! しかし、現実には、あまり感想がこない。 ・なぜ、感想がこないのか? (1)感想って書くのメンドイっす まぁ、感想って書くのにすごい時間がかかるよね。 「ここが悪いと伝えたいけど、どう言えばうまく伝わるだろう… 悪いことだけ書くと、救いがないから、良いところも書こう… こう書くと、気分害しちゃうかなあ……うーん はっ!もう2時間たってる!」的な感じ。 (2)感想が短いとなんか罪悪感…… 小説書く苦労はわかってる……それなのに、感想が 「おもしろかったです、あそこ良かったです」ぐらいだと なんか罪悪感がわいてくる……。 →かといって、丁寧に長く感想を書くと膨大な時間が…… (3)作者とのトラブル

  • 英語論文が読めない人のために - 火薬と鋼

    英語論文が読めない こういうエントリが注目されていた。 司書として働く前にデータベース会社の業務の一環として英語抄録の和訳や校正も少ししていた私が英語論文の読解技術獲得について少し書いてみよう。 専門分野の知識と理解 論文を読むのには英語の能力もあればいいが、それ以上にその研究領域に関する知識、理解が必要だ。日語でも専門外の文章を理解するのは難しい。 もし自分の研究分野の日語論文を読んで、その研究で明らかになったことや、その研究領域での位置づけ、問題点といったものがよく分からない場合は英語論文よりもまずは日語でその分野の理解を深め、知識を蓄えなければならない。 特にその領域の全体像・体系といったものを理解することが重要で、それが分かってくると論文の意義や問題点を掴みやすくなる。論文は単独で成り立っているのではなくその領域(あるいは関連した他の領域)の他の研究と結びついている。 特に以

    英語論文が読めない人のために - 火薬と鋼
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