WiFiは凄まじい勢いで広がっている。空港はもちろん、ちょっとしたカフェなら当たり前にネットが使え、街中でも無料WiFiの文字を見つけることが多くなった。 それだけ便利になったと言えるわけだが、ある企業がその流れに逆行する活動を行い話題となっている。 場所はオランダのアムステルダム。広告代理店JWTとチョコレート菓子のキットカットを擁するNestleが、通りに半径5メートル以内のWiFi信号をブロックする装置とベンチを設置し、“WiFi無しゾーン”を設けたのだ。同広告には、「世界は一つの大きなWiFiゾーンになりつつあり、今やエベレストにさえWiFiがある。その結果、人は常に繋がっている。そろそろ休憩が必要なのでは?」との謳い文句が添えられている。 ツイッターやeメールが常時接続できる状態を求め、街中ではWiFiスポットを探しがちな現代人。たまには絶え間ない“無言の会話”や情報アップデート