2018年は明治維新(1868年)から150年のアニバーサリーイヤーです♪ 日本人にとって大変革であった明治維新。鎖国後、多くのアジア諸国のように西洋諸国列強の植民地とならずに独立国家として歩むため、明治政府が行なった政策は、文明開化、富国強兵、そして殖産興業。そしてそれを支えたのは日本の絹「シルク」でした。 1859年(安政6年)に横浜港が開港されると、日本のシルクを求めて世界中から船が来航し大量の生糸と蚕種が輸出されるようになります。当時ヨーロッパでは微粒子病といわれる蚕の病気が大流行し、養蚕は壊滅状態であったため、大量の蚕種と生糸が必要とされたのです。生糸は信州上田や岡谷、群馬、栃木の養蚕農家から横浜へ運ばれこれらは鉄道や交通網が整備されることになり、日本の絹の道となっていきます。横浜は絹と深く関わりがある街なのです。