Webサービスの開発において、提供元の異なるAPIやコンテンツ、技術を組み合わせて、一つのサービスとして形成するマッシュアップ型開発。その浸透とともに、マッシュアップアワードへの注目度は年々高まっている。第6回を数える今年(MA6)は、前回の346点を大幅に上回る544作品の応募があり、参加登録者も690名と、過去最大規模に膨らんだ。APIやプラットフォームなどを提供する協賛企業も、リーディングパートナーとして12社、他の協力企業・団体数が52社、合わせて64社とその数は歴代最多だ。 アワードへの応募条件はシンプル。グーグルやヤフー、DeNAなどの協力企業が提供する222種類のAPIの中から、最低1つ以上を利用して、新しいWebサービスやアプリを開発すること。単に作品の応募を受け付け、審査・表彰するだけでなく、開発者のスキルアップのために、「Mashup Caravan」という技術セミナー