「広島東洋カープ-阪神タイガース」(1日、マツダスタジアム) 今季限りでの現役引退を発表した広島・一岡竜司投手(32)が家族とともにグラウンドに登場。2人の息子が始球式を行った。 【写真】パパよりも豪快なフォームで投球する長男・大凱くん 一岡は次男・凌生くん、三男・伊織くんを抱っこする妻・紀美子さんが長男・大凱くんに付き添ってマウンド前へ。長男・大凱くん、次男・凌生くんの投球に歓声がわき起こった。新井監督はベンチから身を乗り出すようにして声をかけ、両軍のベンチからも拍手が送られた。 一岡は試合前に引退会見。ユニホーム姿で「当時は専門学校からプロに入り2、3年できればいいなと思っていた。移籍も経験して12年も(現役を)できて、周りの方に恵まれた12年間だった」と振り返った。 藤蔭高から沖データコンピュータ教育学院を経て、2011年のドラフト3位で巨人に入団。14年から広島に移籍すると、17年
広島は28日、一岡竜司投手が球団に引退を申し入れ、了承したと発表した。10月1日の阪神戦(マツダ)で引退セレモニーが実施される。 【表】2023-2024年の引退、戦力外、自由契約一覧 一岡は2011年ドラフト3位で巨人に入団。2013年オフに巨人へFA移籍した大竹寛投手の人的補償で、広島に渡った。 2017年に19ホールド、2018年に18ホールドをマークするなど、広島のリーグ3連覇に大きく貢献した。NPB通算289登板で17勝14敗7セーブ、84ホールド、防御率2.77。今季は登板機会がなかった。 本人のコメントは以下の通り 「ジャイアンツから移籍してカープで10年間お世話になり感謝しかありません。カープファンの熱い声援も忘れることはないです。周りの方々に恵まれた12年間のプロ野球生活でした。ありがとうございました」
カープがリーグ3連覇を果たした頃、背番号30はリリーバーとして、どんな場面の登板でも闘志溢れる投球を披露し、チームを鼓舞してきた。しかしプロ10年目を迎えた今シーズン、いまだ一軍での登板が巡ってこない。今季中の一軍昇格はあるのか。復調が待たれる一岡竜司の思いを聞いた。※取材は9月上旬。 ◆変わったと思える姿を首脳陣に示していく ─二軍ではチーム1位の登板数(40試合)を投げました。これまでの試合での内容をどう捉えていますか? 「成績はそうですね……。調子の良し悪しに左右される日があるのが反省点ではありますね。失点を喫しても1点で抑えられず大量失点につながってしまうケースもあったので、そういう不安定な投球内容が、いまになっても二軍にいる理由だと思います。悔しいですが、現実を見据えて、課題を一つひとつ解消できるように練習を重ねていくしかありません」 ─6月に取材させてもらった時、無駄な動きを少
広島一岡竜司投手(29)が26日、広島市内の球団事務所で契約更改を行い、1700万円減の5600万円でサインした。一岡は「単純にやることがうまくいかなかったので、悔しいのもありますし、『切り替え』という言葉ではダメ。しっかり毎日反省しながら来年のキャンプを迎えたいと思います」と猛省した。 9年目の今季は開幕2軍スタート。7月に1軍昇格後、一時は守護神を務めるなどしたが、精彩を欠いた投球が続いた。14年に巨人から移籍後最少の19試合の登板にとどまり、0勝1敗、2ホールド、1セーブ、防御率6・23で終わった。「一番は体が万全だったのに、2軍で開幕を迎えてしまったこと。そこが全てです。試合数も少ない中で、結果はもちろん出てなかったですけど、体が良いだけに、そこははがゆかったですね」と悔やんだ。 オフについては「直球に対して半信半疑になっていた。感覚的にはシーズン中よりも良いので、それをオフシーズ
広島一岡竜司投手(29)が16日、マツダスタジアムのブルペンで38球を投じた。これまで新球種の試投に費やした球数をなくし、実戦モードに切り替えた。今月末にも再開する実戦登板に向けて、投球の強度、質を高めていく。 自粛期間が延びたことで新球スライダーの習得を目指したが、6月中の開幕を目指すことが決まったことで封印を決意。「開幕日がある程度いつと言われてる中で急いでつくる球種でもない。(フォームや投球を)崩してもいけないので、スライダーとは今日でさよならしました」と笑った。 新球種との決別で、気持ちはシーズンに向いている。「選手としては(開幕日に)合わせないといけない。(実戦形式再開も)すぐにオープン戦と同じ強度は難しいと思うけど、みんな同じ条件でやっている。それだけ早く野球ができる、とプラスに考えてやっていきたい」。開幕までの限られた調整期間で結果を残し、期待される勝ちパターン入りをつかみ取
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