目黒区長選で、支援を受ける小池百合子都知事(右)とともに支持をを訴える伊藤悠氏(2024年4月19日撮影) 任期満了に伴う東京・目黒区長選は21日、投開票され、現職の青木英二氏(69)が、新人4人をやぶり6選を果たした。 【写真】小池知事「立ち食いステーキ」姿にネット上騒然 今回の区長選では、東京都の小池百合子知事が、元東京都議の伊藤悠氏(47=都民ファーストの会、国民民主党推薦)を前面に立って支援していたが、届かなかった。元東京都議の西崎翔氏(40=立憲民主党推薦)、河野太郎デジタル相のはとこに当たる元区議の河野陽子氏(61=自民党推薦)、IT企業社員の瀧下隆行氏(41)も、現職の壁を破ることはできなかった。 青木氏は慶大卒業後、目黒区議、東京都議をそれぞれ2期ずつ務めた後、2004年区長選で初当選。これまで5期務め、今回は多選批判が強い中でも2万5439票を獲得し、次点の伊藤氏に500
乙武洋匡氏の応援に駆けつけた都民ファーストの会、特別顧問の小池百合子都知事=16日午前、東京都江東区(岩崎叶汰撮影) 東京都の小池百合子知事の〝連勝〟が止まった。21日に投開票が行われた目黒区長選で自身が推した元都議が現職に競り負け、「選挙に強い」とされてきた小池氏の勢いに陰りが出た。28日投開票の衆院東京15区補選や7月の都知事選、来たるべき解散総選挙での小池氏の戦略に影響を与える可能性がある。 【写真】乙武氏の応援に駆け付けた国民民主党の玉木雄一郎代表と小池百合子東京都知事 ■手応えはあった 目黒区長選にはいずれも無所属で、新人で元都議の伊藤悠氏(47)=国民民主、都民ファーストの会推薦、現職で6選を目指した青木英二氏(69)、新人で元区議の河野陽子氏(61)=自民推薦、新人で会社員の滝下隆行氏(41)、新人で元都議の西崎翔氏(40)=立憲民主推薦=の5氏が立候補した。 小池氏は目黒区
柿沢未途前法務副大臣が東京の江東区長選挙をめぐる公職選挙法違反の疑いで逮捕された事件で、前区長への投票を呼びかけたインターネットの有料広告が違法だと指摘を受けた際、柿沢前副大臣の秘書が前区長にほかの人物の責任にするよう提案していたことが関係者への取材でわかりました。 前区長側はその後、記者会見で陣営のボランティアスタッフの提案だったと説明していて、東京地検特捜部は、柿沢前副大臣と前区長の関与を隠そうとしたとみて、詳しい経緯を調べているものとみられます。 前法務副大臣で自民党を離党した衆議院議員の柿沢未途容疑者(52)は、ことし4月の江東区長選挙をめぐり、区議会議員などを買収したほか、選挙期間中にインターネットに木村弥生前区長への投票を呼びかける有料広告を掲載させたとして、公職選挙法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕されました。 このうち有料広告掲載について、報道などで違法性が指摘されたことし
4月の東京都江東区長選を巡る公職選挙法違反事件で、木村弥生・前区長(58)を支援した自民党衆院議員の柿沢未途・前法務副大臣(52)側が東京地検特捜部に、「区長選前に自民党区議ら5人に各20万円を渡した」と説明していることがわかった。2人は後に返金したが、特捜部は、柿沢氏が木村氏を当選させる買収目的で少なくとも計100万円を提供した可能性があるとみて詰めの捜査を進めている。 【写真】柿沢氏と木村弥生・前区長のツーショット 関係者によると、柿沢氏は木村氏が出馬を表明した後の2月、自民党区議ら10人以上に現金を配るよう秘書らに指示。秘書らが各20万円の提供を申し出て5人が受け取り、このうち2人が返金した。残りは面会や現金提供の申し出を断った。 特捜部の任意の事情聴取に現金を受け取った区議の一部は「区長選の応援依頼の意味もあると思った」と述べる一方、秘書らは「区議選の陣中見舞いだ」と買収の趣旨を否
東京の江東区長選挙をめぐる公職選挙法違反事件で、柿沢未途衆議院議員側から現金20万円を受け取ったとみられる自民党系の区議が5人にのぼることが関係者への取材でわかりました。 東京地検特捜部は今年4月の江東区長選挙で、木村弥生前区長を支援した柿沢未途議員の地元事務所などに先週、家宅捜索に入りました。 関係者によりますと、柿沢議員は2月に秘書らを集めた会議で、一部の自民党系の地元区議に20万円の現金を配布するよう指示していたということですが、実際に区長選前に柿沢議員側から現金20万円を受け取ったとみられる区議が、5人にのぼることが新たにわかりました。 2人は受け取った後、返却したということで、日本テレビの取材に5人のうち3人は買収の意図は感じなかったなどと話しています。 特捜部は22日、新たに2人の区議の自宅などに家宅捜索に入っていて、現金配布の趣旨など慎重に調べるものとみられます。
今年4月の東京都江東区長選をめぐり、自民党衆院議員、柿沢未途・前法務副大臣が、木村弥生・前区長を当選させる目的で江東区議らに現金を渡した疑いがあるとして、東京地検特捜部は、11月16日に、柿沢氏の江東区の事務所などを公職選挙法違反(買収)容疑で家宅捜索したと報じられた。 当初は、木村氏陣営が選挙中に違法な有料ネット広告を掲載したという同法違反容疑による捜査だったが、今回の強制捜査は、柿沢氏本人を買収の容疑者とする捜索差押許可状に基づくものと報じられており、柿沢氏本人を被疑者とする買収の公選法違反事件が立件されているようだ(以下、「柿沢事件」という)。 今後、国会会期後の柿沢氏の逮捕、起訴が焦点となっていくことになるのであろう。 このような「政治家間の買収事件」には、もともと、買収事件としての立証に関して多くの問題があり、それは、2019年参院選広島地方区での河井克行元法務大臣の現金買収事件
東京都江東区長選に立候補する意向を表明した猪野隆氏=2023年11月13日午後2時1分、都庁、滝沢貴大撮影 区長選での有料ネット広告問題に関して木村弥生区長が引責辞職することに伴う東京都江東区長選(12月3日告示、同10日投開票)について、元国税庁職員の新顔、猪野隆氏(58)が13日に記者会見し、無所属で立候補する意向を表明した。同区長選への正式な立候補表明は猪野氏が初めて。 猪野氏は、4人が争った4月の同区長選にも立候補して落選した。得票は3万4126票で、木村氏と、自民党の推薦を受けた前都議の山崎一輝氏に次ぐ3位だった。 記者会見で、猪野氏は、木村区長の辞職や、統合型リゾート施設(IR)事業を巡って地元選出の前国会議員が有罪判決を受けた贈収賄事件に触れて「区民の政治へのまなざしは非常に厳しい」と指摘。区長選の公約には、子育て・介護の支援や物価高騰対策の充実などを挙げた。(滝沢貴大)
木村弥生氏の辞職に伴い行われる江東区長選(12月3日告示、10日投開票)に16日、江東区議の酒井菜摘氏(37)が無所属で立候補すると表明した。立憲民主党、共産党などが支持する。 都庁で会見した酒井氏は同区長選を巡る公職選挙法違反事件について、「(就任して)わずか半年で区長を辞職したことで区政や区民に多大なる負担と迷惑をかけており、責任は重い」とした上で、「区民の政治への不信が募っており、子供や女性やお年寄りに寄り添っていく。正直で公正な区長が求められている」と古い政治との決別を訴えた。 木村前区長を支援した自民党衆院議員の柿沢未途前法務副大臣から、複数の同区議が現金を受領しているが、「木村陣営や柿沢陣営から働きかけを受けたり、現金の授受があったりしたことは一切ない」と自身の関与は否定した。
柿沢未途衆院議員の地元事務所から押収品を運び出す東京地検特捜部の係官ら=2023年11月16日午後11時16分、東京都江東区 4月の東京都江東区長選をめぐる買収容疑事件で、少なくとも3人の江東区議が東京地検特捜部の任意聴取に対し、自民党衆院議員の柿沢未途(みと)・前法務副大臣(52)側から約20万円ずつの現金を受領したと説明し、「区長選の応援を求める趣旨があると思った」と買収の趣旨まで認める供述をしていることが、関係者への取材でわかった。 【写真】「この薬が効くらしい」とは言ったが… 柿沢氏との一問一答 木村弥生・前区長(58)=辞職=が初当選した選挙について特捜部は16日、柿沢氏に対する公職選挙法違反(買収)容疑で、柿沢氏の江東区の事務所、複数の秘書や区議らの自宅を捜索した。
経済アナリストのジョセフ・クラフトが11月7日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。柿沢未途衆議院議員の事務所による「現金配布リスト」作成疑惑について解説した。 【写真】柿沢未途法務副大臣の辞任に際し陳謝し、頭を下げる岸田文雄首相 東京都江東区の木村弥生区長が初当選した2023年4月の区長選挙をめぐり、自民党の柿沢未途衆議院議員の事務所が区議らへの現金配布状況を記したリストを作成した疑いがあることがわかった。このリストをもとに区議10人以上に現金の提供を申し出ていたとみられ、金額は1万円~数十万円と幅があった。 飯田)もともとはネット選挙についての話でしたけれど、選挙とお金の問題になってきました。 クラフト)選挙とお金の問題は未だになくならないのですね。ネット広告もそうですが、法務副大臣が陣中見舞い的なことをやること自体、間違っているのではないでしょうか。しかも1万円
幻冬舎編集者の箕輪厚介氏が5日、意欲を見せていた東京・江東区長選(12月3日告示、10日投開票)の出馬を取りやめたことを「X」(旧ツイッター)で明かした。 【写真】キックボクシングの試合でボコられた箕輪厚介氏 箕輪氏は「江東区長選出馬を取りやめます! 私への誹謗中傷が止まない中、政治家になることへの認識の甘さを痛感いたしました」と投稿した。 木村弥生区長が公職選挙法違反の疑いで特捜部の取り調べを受け、辞職を表明。区長選に関心を寄せた箕輪氏は日本維新の会の音喜多駿政調会長とやり取りし「江東区を編集します! 給料0円! やる気100%!」の選挙コピーが躍ったポスターも制作。幻冬舎の見城徹社長からも「幻冬舎を辞めないなら」と許可が出て、出馬に前のめりだった。 ところが、箕輪氏がSNSで〝江東区長候補〟として、投稿すると批判が殺到する状況になっていた。 箕輪氏は「タマワン改革を成し遂げられないこと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く