元参院議長で、自民党の山崎正昭参院議員(81)は22日、福井市内で報道陣の取材に応じ、最高顧問として所属する最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)が、政治資金パーティー収入の一部を改選前の参院議員に裏金としてキックバック(還流)していた疑いがあるとの報道について、「不満に思っているくらい。俺だけなんでないんだろうな」などと述べた。 【写真】「大臣になりたい時はワンワンと…」 二階氏激怒、自見氏の退会拒否 この日、山崎氏は会長を務める自民党県連執行部会の冒頭あいさつで、「国政で大変な事態が起きている。国民の皆さんに心からおわびを申し上げたい」と謝罪した。 終了後、報道陣の取材に応じ、「政治への信頼が損なわれた点について誠に申し訳ない」と謝罪の言葉を述べていた。 ところが、改選前の参院議員への還流疑いに質問が及ぶと、神妙な表情が一転。「私はない。公認料しかもらっていない」と全面的に否定しながら、